Mac OS 10.7の最大の欠点と言っていいかどうかはわかりませんが、「別名で保存」のオプションがほとんどのアプリから消滅してしまいました。そのかわりに登場したのが「複製」や「エクスポート」というオプション。「別名で保存」を完全に復活させることはできませんが、そのキーボードショートカットを復活させることは可能です

 ブログ「Cult of Mac」に「別名で保存」を復活させるための方法がまとめられていたのですが、最も簡単な解決策は「OS X Daily」のもの。昔ながらの名前を付けて、保存のキーボードショートカットをエクスポート機能にアサイン(割り当て)する方法です。その手順は下記の通り。

  1. システム環境設定>キーボード>キーボードショートカット」を開きます。
  2. 左のサイドバーからアプリケーションを選択し、「+」をクリックして新規ショートカットを作成します。
  3. 「全アプリケーション」を対象に「エクスポート」というメニュータイトルでショートカットを作成し、「Shift+Command+S」と入力します。
  4. 「追加」をクリックし、システム環境設定を終了します。


ショートカットを知らなかったという方も、これで「名前を付けて保存」へさらに直接アクセス可能になったのではないでしょうか。

以前とまったく同じように機能するわけではありませんが、かなり近いところまで再現できていると思います。名前を付けて保存を復活させる他のやり方も知りたいという方は、下記のリンクか、「Cult of Mac」のサイトをご参照ください。

How to Save As in Mac OS X Lion with an Export Shortcut | OS X Daily via Cult of Mac

Whitson Gordon(原文/訳:まいるす・ゑびす)