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『二つの選挙①』三橋貴明 AJER2012.5.8(3)

『二つの選挙②』三橋貴明 AJER2012.5.8(4)

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北海道十勝管内 音更町(おとふけちょう)「「TPP」に関するまちづくり講演会」

http://www.town.otofuke.hokkaido.jp/town/sonota/sonota/koenkai-230328.html

日時:平成24年5月20日(日曜日) 午後2時から

場所:音更町文化センター

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 エンターテイメント経済歴史小説、「コレキヨの恋文 」、長谷川慶太郎氏との対談本「日本と世界はこう激変する 大恐慌終息へ!? 」、日本の資本主義を語る「悲観論に踊らされるな! ニッポン経済集中講義 」発売になりました!




 未だに人気ブログランキング(93万ブログエントリー)総合部門トップを維持しております(本エントリー執筆時点で)。
 本日の「午前9時」から、日本経営合理化協会主催「三橋経済動向塾」になります。今回は麻生元総理がゲストでございますが、総理のスケジュールの都合で塾の時間が午後から午前に前倒しになっておりますので、ご注意くださいませ。(というわけで、懇親会はランチになります)
 また、今週末は「三橋経済塾」第一期の最終回です(ややこしいネーミングばかりですみません)。塾生の皆様、よろしくお願いいたします。


 昨日発売の「週刊SPA!5/22号(5/15発売)」P104 「今週のイチ押し!」として小学館「コレキヨの恋文 」を取り上げて頂きました。


 国会で消費税審議が始まりましたが、来週月曜日から第三回目となる「反・消費税増税」の短期集中連載が夕刊フジで始まります。「毎日連載」は、本当にきついんですよねえ・・・。今回は主に、「税と社会保障の一体改革」の「社会保障」に注目した連載になります。


 さて、麻生総理と言えば、5月13日の長野での講演がニコニコ動画に上がっていました。

「平成24年5月13日 麻生太郎総理講演」http://www.nicovideo.jp/watch/sm17816392


 上記を見れば、自民党の各種法案や「総選挙」に対する姿勢、あるいは今後の成長戦略が、何となく分かるのではないかと思います。それにしても、麻生総理の講演は相変わらず明るくて、元気が出ていいです。


 さて、徳間書店「2012年 大恐慌に沈む世界 甦る日本 」に、2012年は選挙イヤーであり、世界が激動すると書きましたが、まさか二回も総選挙を実施する国が出てくるとは思ってもみませんでした。


ギリシャ再選挙へ-政党間協議は物別れ、ユーロ離脱リスク
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M42GRM6K511W01.html
 ギリシャでは新たに選挙が実施されることになった。6日の総選挙後の政権樹立に向けたパプリアス大統領の仲介は不調に終わり、ギリシャがユーロ圏を離脱するリスクが高まっている。
 全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のベニゼロス党首は15日、他の党首らとの協議後に「ギリシャは逆境の下で近日中に再び選挙へと向かう」と言明した。「ギリシャ国民はわれわれに、選挙ではなく連立政権を望み、ギリシャがユーロ圏にとどまることを望むと伝えている」と付け加えた。
 再選挙は、前回の選挙後に続いている政治空白を長引かせる。総選挙後の手順にのっとって新政権ができないことから、恐らく来月に再選挙が実施されることになる。世論調査は、救済反対派の急進左派連合(SYRIZA)が議席を増やし第1党となる可能性を示唆している。ギリシャ政府は7月初旬にも資金が底を突く可能性がある。
 総選挙後の政治膠着(こうちゃく)は、2010年5月以来に交渉された2回のギリシャ救済の条件である歳出削減の約束を同国が撤回し、最終的にユーロ圏を離脱するとの懸念を高めている。 (後略)』


 何しろ、国民の七割近くが「反緊縮財政」派に票を投じた後の再選挙なので、急進左派連合が第一党になるのは、よほどのイベントがない限り、ほぼ確実でしょう。とはいえ、ギリシャが緊縮財政を拒否すると、IMFなどからの資金融資が行われず、EUでさえ認めざるを得ない「完全なるデフォルト」になり、同国及びユーロ圏がさらなる混乱の渦に巻き込まれることになります。


 ギリシャの問題解決はユーロ離脱しかないのですが、これまた国民の七割が「ユーロ残留」を望んでおり、どうにもこうにも話が進まないグダグダな状況に至る可能性が濃厚です。まあ、ギリシャがデフォルトすると、ユーロ側がギリシャ離脱に向けた動きを始めるでしょうが、ユーロには「加盟」のルールはあっても、「離脱」のルールはありません


 急進左派連合のツィプラス党首は、
欧州が緊縮財政政策を見直し、その失敗を認める必要がある
 との考えを示していますが、そもそもの問題はギリシャ国民が供給能力を高めようとせず、国内の貯蓄不足にも関わらず、政府が支出を削減できず(政治的に)、外国からの借入に頼り続けたことです。確かに、欧州の緊縮財政政策は現状では問題を悪化させるだけですが、ギリシャ側の問題の方が大きいのです。


 ギリシャがユーロを離脱したとしても、国民が働き、経常収支の黒字化(貯蓄超過)を目指さなければ、根本的な問題は全く解決しません。とはいえ、ギリシャがデフォルトし、ユーロを離脱すると、輸入物価が高騰し、インフレ率も急騰、国民は嫌でも働かなければならなくなるはず(理屈では)ので、結局、ギリシャのユーロ残留は誰のためにもならないように思えます。
 
 さて、国内が貯蓄過剰で長期金利が0.85%(ちなみにギリシャは29%)という「超資金需要不足」であるにも関わらず、緊縮財政(消費税増税)に突っ走っている野田政権ですが、参議院をお押さえていない以上、結局は来月早々に行き詰ることになります(何しろ、特例公債法もありますので)。


「財務省及び日本政府が緊縮財政政策を見直し、その失敗を認める必要がある」
 という話でございますね。


 ギリシャに比べ、日本は選挙を実施し、国民が反・緊縮財政(だけではなく、各種のインフレ対策の中止)の政権を誕生させれば、それで話が済んでしまいます。ギリシャと比べ、日本の問題解決は極めてシンプルです。


 というわけで、わたくしは今後、
「我々国民が求めているもの。それは、選挙! 選挙! 選挙!だっ!
 というコンセプトで、今後の言論活動を展開していこうと考えているわけでございます。


求めるもの、それは「選挙! 選挙! 選挙!」にご賛同下さる方は、

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