アプリ連携の自動化は言わずと知れたライフハッカーの大好物。Gmail、Dropbox、Facebookなどを連携できる『IFTTT』などはクールなこと極まりないのですが、IFTTTがサポートしていないウェブアプリがあり、それも連携させたいという場合には『Zapier』がオススメです。

ZapierはBasecamp、MS Exchange、Google Tasksなどの生産性向上アプリやプロフェッショナルアプリを中心に数多く対応しています。今のところZapierは合計111ものサービスとの連携を提供しています。この数はIFTTTのおよそ2倍(IFTTTで提供されているサービスのほとんどがZapierのサービスに含まれています)。前述のアプリ以外にも共有可能なタスクマネージャー「Asana」、ソーシャルネット投稿サービス「Buffer」、インボイスツール「Freshbooks」、コード共有サイト「GitHub」、時間管理アプリ「Harvest」、一括メール送信サービス「MailChimp」、オンライン同期およびストレージツール「SugarSync」などとの連携が可能です。

ですが、うまい話には何かしらの落とし穴があるもの...。無料で使えるのは5つまでのサービスの連携(5 Zap)で、同期の実行も5時間に一度となっています。簡単な通知機能が使いたいなら、IFTTTの方が良い選択でしょう。Zapierの有償ベーシックプラン(15ドル/月)に登録すれば10連携(10 Zap)まで使用可能で、同期も15分ごとになります。ビジネスプラン(30ドル/月)ならば同期が5分ごとに。

また、ZapierにはIFTTTのような共有レシピは存在しません。その代わり、オススメの連携方法を教えてくれます。いずれにせよアプリ同士を連携させたい、作業の自動化を試みたいという方は、検討する余地ありのアプリです。

Zapier

Melanie Pinola(原文/訳:まいるす・ゑびす)