いよいよ来月。第6回かまくらブックフェスタ。

緑ゆたかな鎌倉の一画で、じっくりと本の楽しみにひたるひとときを。本を作る人と読む人をつなぐイベント「かまくらブックフェスタ」、今年もやります。
昨年に引き続いて参加してくださるのは、「赤々舎」「via wwalnuts社」「エクリ」「北と南とヒロイヨミ」「群像社」「夏葉社」「羽鳥書店」「ブックスモブロ」「編集工房ノアぽかん編集室」「りいぶる・とふん」。港の人が敬愛するかたがたが一堂に会してくださり、嬉しい限りです。「モデラートコーヒー」さんも、会場でおいしいコーヒーや軽食をふるまってくださいます。
そして今年新たに出展してくださるのは、まず「里山社」と「編集室屋上」。どちらも若い女性がひとりで切り回している出版社です。自分がほんとうに作りたい本を、一冊一冊ていねいにつくっていらっしゃいます。
そして、はるばる福岡から参加してくださるのが、「西日本新聞社出版部」と「忘羊社」です。福岡には、ブックオカという今年で11年目という本のお祭りがありますが、このイベントに立ち上げから関わっていらっしゃる末崎光裕さん(西日本新聞社出版部)と藤村興晴さん(忘羊社)に来ていただき、おふたりにはトークイベントもお願いします。題して「本屋がなくなったら、困るじゃないか 鎌倉ぐびぐび会議」。おふたりのリードで、会場の皆さんにも参加していただき、本と本屋をめぐるいろんなことについて、本音で、そして楽しく語り合う時間を持ちたいと思っています。
当イベント第1回からずっと続いている平出隆さんのトークイベントもおこないます。今年は、昨年に引き続き編集者の郡淳一郎さん、そして、「りいぶる・とふん」を主宰している文筆家の扉野良人さんとの鼎談になります。平出さんの造本のお仕事について伺いつつ、本の意匠の向こう側にあるものへと心を向けてみたいと思います。
これまで以上に楽しく、そして、濃くて深いお祭りにしていきたいと思います。本好きのみなさまのご来場をお待ちしております。