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NHK「クローズアップ現代」はネットをどのように伝えたか 公式サイトで特集記事を公開



No.11 インターネット特集 - NHK クローズアップ現代+

Web特集「クロ現は“インターネット”をどう伝えてきたか」では、インターネットの登場によって暮らしや社会がどう変化したのかを、過去の放送内容を交えながら「時代の幕開け」「携帯電話の進化」「個人が“メディア”になる時代」など6つのテーマで紹介。放送当時の番組紹介文や映像の一部、制作プロデューサーの話なども掲載しています。

「時代の幕開け」では、1994年から1999年までの放送を取り上げました。制作を担当した下田大樹さんによると、当時は写真を1枚表示させるのに3分もかかったとのこと。番組では、インターネットをビジネスに取り入れたアメリカの銀行やAmazonにも言及しました。

「ライフスタイルを変えたネットビジネス」では、インターネットでの音楽配信や、ライフスタイルがデジタル化する時代を予見していたスティーブ・ジョブズさんの話などを紹介。当時の制作担当プロデューサーである柴田俊一さんの解説では、アーティストの坂本龍一さんが番組で語った音楽ネット配信の未来にも触れています。

このほか、インターネット放送として注目を集めるニコニコ動画やUstream、海外のデモや選挙などに活用されるTwitterをはじめとするソーシャルメディア、ボーカロイド「初音ミク」などに言及。各テーマ別にまとめられた番組のタイトルだけでも、インターネットが社会にどのような影響を与えたかが垣間見えます。

文: あおきめぐみ

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