マレー国鉄、シンガポール部分が廃線に 長年の対立決着
シンガポールを縦断するマレーシア国有マレー鉄道のシンガポール部分(約20キロ)が30日、廃線となる。1965年のマレーシアからの独立以降、シンガポール側は「他国の国鉄が国土の真ん中を貫通する異常事態」を解消するため廃線と駅・線路用地の返還を求めてきた。マレーシア側に代替の土地を明け渡すことで両国が合意し、長年の対立が決着する。
これに伴い、シンガポール南部の金融街に位置するマレー鉄道の終着タンジ...
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