米エネ省、原発周辺の放射線量予測図を公表
アメリカ・エネルギー省は、福島第一原子力発電所の周辺に1年間滞在した場合の積算の放射線量の予測図を明らかにした。
これは、エネルギー省が航空機などを使って集めたデータを基に19日までに作成したもの。1年間の積算の放射線量が20ミリシーベルトを上回る可能性がある地域が予測図の赤色部分で示されていて、福島第一原発から北西に約40~50キロの範囲に広がっている。ただ、屋内で過ごし、影響が減る分については考慮されていない。
日本政府は、1年間の積算の放射線量が20ミリシーベルトに達するおそれがある地域を「計画的避難区域」に指定する方針を決めている。