京都大学未来フォーラムで近藤淳也氏の講演を聴いてきた。

はてなのことは中学校時代から知っていて、年々力をつけていくようなはてながすごいなあと思っていた。
京都大学にきたのもはてなに憧れた、というのが少なからず。

そういうはてなの近藤さんを今日初めて生で見た。
すごい!しゃべるよ!(当たり前や)

講演の全容まとめはTwitterとかで探せば出る感じなので省いてしまうことにする。


自分に刻みたいこと

「本当に何度も夢に見るような高揚感を味わうためにはリスクをとらなければいけない」

サイクリング部の耐久ランでの体験が、その後も背中を押し続けているそうだ。
僕もそういう強烈な体験を在学中にしてみたい。

「京都にいるころ、生活の中でいつもWebサービスのアイデアを考えていた」

人力検索をはじめとする近藤さんのアイデアは本当にすごい。
それはこういうふうにストイックに考え続ける姿勢から生まれていたのだなと思った。

新しいことをやるときは、成功しないことが多い。うまくいってもせいぜい2割か3割。それなのに、なにか新しいことをやろうとしている人に「失敗するかもしれないね」って言うことになんの意味があるのか。

たしかに。
新しいことに対してポジティブな雰囲気が、シリコンバレーの創造性を支えているのかも。

世界で通用するものを作ろうとするときは、誰もがアッと言うような突き抜けた新しさを作り込めるかがまず第一。

まずはアイデアありき。そしてそれをつくりこむことが大事。
何かモノをつくるときの参考にしたい。


感想

卒業生による講演、として近藤さんの話が家から自転車で10分のところで聞けるだなんて、幸せ。
入学した甲斐があったと思った。


近藤さんは芯がある、と思う。
そういう人からはパワーを感じる。


僕といえば、最近ブレてばかりだと思う。
勉強も、バイトも、サークルも、どうもうまくいっていないのは、たぶん焦点が定まっていないから。
どこかで立て直したい。

追記

ところで、講演中に出てきたパリのオープンカフェの話。ITmediaの2005年のインタビューで似たような話が出ていた。
ほんとにブレてない。すごい人だ。