じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

ゲームは楽しんでやりたいものです

 画像は、Twitterで流れてきたものです。漫画形式(右上から下方向に読む)。
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 この手の半端者ゲーマーが嫌いで、オタク勢に多いのでそういうコミュニティから出た、という記憶が蘇りました。

 「自分と違う楽しみ方をしている」ということを尊重できない人が苦手です。パーティゲームでもなんでもそうだけど、ルールに厳格だったりストイックに挑んでるつもりの人がなりがちです。あと、オタクですね。つまるところ「自分ルール」に対する固執が強い人という傾向です。

 ゲームは楽しむものなわけですが、その人の楽しみ方っていうのがありますからね。下手でも打ち回しが悪くても、そのほうが楽しい・面白いと思ってやってる人にダメ出ししちゃダメだと思うんですよ。画像にあるようなアドバイスは『弩』がつくレベルの下手クソアドバイスだと思います。
 どんなゲームでも戦略や戦法がある程度決まってくるのは確かで、そうなると「その戦法を知っているかどうか」が優位かどうかに繋がってしまうと。で、勝つことが目的だったり、マニアックに知っていることを示すことが目的の人からすると、それこそが唯一正しいかのようになる*1。優位だから、知ってるから素晴らしいと思ってしまっている人は、そういうのを押し付けてしまいがちです。でも、違うんだ、それは。押し付けられたほうは楽しくはないんだよ。気付いて欲しい。

 ゲーム・スポーツのプロプレイヤーは楽しんでやることを大事にされている人が多いですね。ファンゲームだったらなお一層そうです。みんなが楽しんでやることで市場が拡がるということを含んで理解されてるということでしょう。

 単純な話、パーティゲームや対戦ゲームは他にプレイする人が居ないと成立しない訳ですから。これはどんなゲームでも。だから一緒にやる人が「楽しくねぇ、やめよう」と思ったらそれでゲーム終了する訳です。

 「ゲームに対してストイックな〜〜」というタイプは、それこそ画像のように「せっかく良くなるようにアドバイスしたのに」と思いがちで、ヘタをしたら「お前はダメだ」と言いかねない。そういう場は何度も見てきました。が、違うんですよね。そもそも。そういう人はどこに行ってもそうなるでしょう。

 周りを楽しませられない、一緒に楽しもうとできない人というのは、最終的にはゲームを終了に導く人なんですよね。麻雀とかMtGとかくらいまでプレイヤーが広がっていれば一人二人プレイヤーが減った所でどってことはないんだろうけれど。でも周りからプレイヤーは減る。それが自分の楽しめる幅も減らしているということなんですけれど。

 みんなで楽しくやりたいという場合は、特に初心者がどうやったら楽しめて、今楽しんでる人が何に楽しんでいるのか、そこを大事にしてみてはいかがでしょう。そのほうが、最終的に自分も楽しめるでしょう。それでどうしても合わないというなら、そっと袂を分かてば良いのではないでしょうか。

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*1:そうでないゲームもたくさんあって、よくできてるゲームだと、何通りものパターンや「絶対優位」が存在しないようになっていますね。