2010.12.09

情報収集はGoogleでもTwitterでもなくてQuoraの時代

 2010年の下半期からシリコンバレーで最もアツいスタートアップと評価されるのがQuoraです。それを示すかのように、Quoraは米大手メディアのMashableが選択した2010年を代表するスタートアップトップ10*1でもしっかりランクインしています。

 ソーシャライズでは以前も一度Quoraについては紹介(Facebook元CTOがスタートしたQuoraがQ&Aサービスに革命を起こす*2)していますが、今回は改めて自分が3ヶ月程このサービスを使って思ったことをご紹介したいと思います。Quoraには世界中から集まった知恵のデータベースがこの瞬間も拡大しているのです。

GoogleでもTwitterでもなくQuoraを開く

 自分が最近情報集にGoogleではなくQuoraを使っていると知り合いに伝えると、皆ある程度疑問がります。それは当然のことで、従来のQ&Aサイトは質にムラがありましたし、レスポンススピードも荒かったからです。しかし、Quoraは違う。

QuoraのインターフェースはFacebook同様、非常にすっきりしていて、直感的。

 質問がマニアックであればあるほど、そのジャンルのトップの人間が自然と集まり、答えくれるのです。例えば、自分はよく位置情報サービスのFoursquareについてQuora上で質問をするのですが、毎回Foursquareの技術部門の代表者が回答してくれます。

 しかも、回答スピードがとにかく早いし、アラート機能も充実しています。自分がフォローした問いに対して他ユーザーが回答する度にその旨がメールでアラートされるので、気軽にフォローするだけで最高品質の情報は自分に集まってきます。

 確かに、Quoraは英語が基本という制約が日本人にはありますが、そこも抵抗を感じる必要性はありません。

 何故なら、文法的な誤りがある際はユーザー同士で問い、答えの編集を行うマナーがQuoraで成立しているからです。なので、強調したいキーワードを記載し、問いが「?」形式で終わっていれば基本的には問題なく回答が返ってきます。

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