鈴木杏“脱皮”全裸で激しいベッドシーン…胸モミも

2011.05.11


鈴木杏が体当たりで主演する映画「軽蔑」【拡大】

 気の早い映画評論家の間で「今年の映画賞で大本命だ!」という声がひそかに上がっている映画「軽蔑」が6月4日に公開される。主演の鈴木杏(24)がまさかの初ヌード、それも出し惜しみナシのフルヌードの熱演を披露しているからなのだ。

 鈴木は子役時代から映画やドラマ、CMでメーンキャストとして活躍。2002年に公開された山崎貴監督の映画「リターナー」や、このころに放送されていたポカリスエットのCMでの元気な少女役を覚えている人も多いだろう。

 その鈴木が演技派女優へと完全に“脱皮”したのが「軽蔑」だ。夭折の作家・中上健次氏が朝日新聞に連載し、死の1カ月前に単行本が刊行された遺作を、「ヴァイヴレータ」の廣木隆一監督が映画化した。新宿・歌舞伎町でチンピラのような生活をしているカズ(高良健吾)と、ポールダンサーの真知子(鈴木)との激しくも切ない恋愛を描く。その中で3度も激しいラブシーンがあるのだ。

 最初のシーンはこうだ。カズは真知子が働く店をめちゃくちゃに壊し、故郷に高飛び。途中に寄ったモーテルで、無言のまま服を脱ぎ抱き合っていく。

 ここでは、鈴木が演じる真知子の方から求める。男の上にまたがってよがる鈴木の姿は、子役時代を知る者には衝撃。お椀をふせたような推定Bカップほどの小ぶりの乳房が激しく揺れ、乳首はピンと立っている。そして下から男が手を伸ばし乳房をもみしだく。

 「2人の間からまるで湯気が立っているような濃密なシーンに試写室の空気もねっとりと熱くなったほど」とベテラン評論家は息をのむ。

 鈴木だけでなく、イケメンの高良も、これまで見せたことのない激しい感情の起伏を随所で披露。鈴木と高良の2つの“初物”演技は日本映画の新鮮な力となるはずだ。(望月苑巳)

 

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