神戸のシーサイド、デートスポットでもあるメリケンパーク内にありますcafe FISH!は寺前未来ちゃんのワンマンライブ以来でしたが、やっぱりここはロマンチックでいいですねー。写真後方に見える高い建物は藤原紀香ちゃんと陣内君の結婚披露宴が取り行われた某有名ホテルですが、私にも不吉な想い出があります！（爆）
そんなことはさておき（笑）、19時半開演で以下の出演順に
南波志帆
コトリンゴ
羊毛とおはな
と、この日も豪華３マンライブだったのです！
という訳で先週はこの春LLM2が激プッシュした３マンとjtb猛プッシュ（笑）の３マン２連発対決だったのですが、これがまたしても悔しいかな・・・LLM2の完敗でありました！(＾＾ゞ
とんでもなくハイクオリティな素晴らしい３マン！と言いますか、羊毛とおはなのおはなちゃん一人に完全にやられてしまいました！(*^.^*)
１９時半にまず前説で今回のイベントコンセプトであるチェコ産のアニメーションだというアマールカちゃんの宣伝がありました。アマールカの声の吹き替えに南波志帆ちゃんが参加しています。チェコの雑貨や絵本を専門に扱うバイヤーの方が輸入されたもので、プロジェクターを使った３０分近くもかけてのご丁寧なプレゼンでありましたが、金曜の夜の開放感溢れた素敵な居心地の良い場所でしたので何故か嫌な気持ちにはなりませんでしたね！（笑）チェコはアニメ先進国だいうことで、ヨーロッパ諸国としては珍しく日本のアニメはほとんど観られていないそう。ドイツあたりだと”北斗の剣”だとか”シティハンター”みたいなのが普通にガンガン放映されています。第二次大戦で空襲に遭っていないプラハの街並み紹介がとても美しく、私も欧州ではチェコが一番行ってみたい国の一つかも。
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で、ようやく２０時にライブスタートとなり、トップバッターの南波志帆ちゃんが登場しました！
いやー、相変わらずメチャ可愛かった！（笑）トレードマークでもあるいつものサイドに束ねたポニーテールに膝上スカートから覗かせるチェス柄のタイツの御御足がたまりません！(*^.^*)最近は天然記念物級と言われる膝頭は封印しているのでしょうか？（笑）
前回観たタワレコ梅田NU茶屋町の時と同様アコギサポを一人つけるも基本バックトラックを入れてのパフォーマンス。１曲だけ何と超レアなグランドピアノでの弾き語りもありました！(*v.v)｡
セットリストは以下の通り。
01．スローモーション
02．会いたい、会いたくない
03．じさくじえんど
04．自己紹介をするよ
05．プールの青は嘘の青
06．光の街
と、LLM2最年少でもあります１７歳の志帆ちゃんでありますが、ちょっぴり大人っぽいセトリでしたね！(^ε^)♪
存在そのものがメルヘンタッチの絵本から飛び出て来たような志帆ちゃんいきなり”スローモーション”で南波ワールドへと誘われたかと思うと、この日の共演のコトリンゴさん提供曲でcafe fishのコンピアルバム”fish for ～music vol.1 ”にも収録の”会いたい、会いたくない”を披露。志帆ちゃんによるとコトリンゴさんのヴォーカルディレクションが面白いらしく”志帆ちゃん、この曲はツンデレで歌ってみて！”と指導が入ったそうです！（笑）アップテンポの”じさくじえんど”では手拍子も起こりとてもいい雰囲気でしたが、この日ずーっとだったんですが、歌い終わりアウトロで必ずワンテンポ拍手が早い目立ちたがり屋のオジサンが居たのが気になりました！（笑）生ピアノとかだったら最後の一音まで聴こうよ！(笑）
その”コトリンゴ先生”の前でプレッシャーだというピアノ弾き語りでの”自己紹介をするよ”もしっとり大人っぽく聴かせてくれましたね！後でコトリンゴさんが”体育館の裏に来なさい！”と冗談言ってましたが・・・（笑）。でもホント良かったです！
ラストは神戸のイルミネーションのイメージで選んだという私も大好きなおおはた雄一提供曲の”光の街”はモロおおはた節の素朴なアコギバラード曲なんですが、志帆ちゃんの歌声とのマッチングも良くて、何故かミュージシャンに好かれる南波志帆ちゃんの真骨頂を観たような気持ちになりました。もうホント素晴らしかったですね！
自分で言って周りは全然ウケテないのに自分で吹き出しちゃうMC”南波劇場”も楽しかったですね～（笑）。羊毛とおはなさんとも15歳の時からのお付き合いだそうで、”私は今17歳だから、あっ、そっか！もう2年前なんだ！”と小芝居を炸裂させたり（笑）、最近おはなさんに”志帆ちゃん、東京に染まっちゃってすっかり擦れちゃったねー”と言われたそうでここは爆笑ポイントだったんでしょうけど”ややウケ”で自分だけウケてましたね！（笑）私的には下半身がモアっとするようなまさに”チンサム”状態になるぐらい楽しんでおりましたが、関西ではまだまだ南波劇場も浸透しておりませんでしたね！（笑）
あと告知で言っていた6月発売の新曲”こどなの階段”の宣伝をしていましたが、ファンの方はご存知の通りこの曲は作詞がBase Ball Bearの小出祐介、作曲がサカナクションの山口一郎ということで話題を呼んでいますが、あとでツイッターで知ったのですが、何とこの日はベボベの小出さんも観に来ていたそうです。まぁ、事前に知ってても顔知らないのでわかりませんでしたが（笑）。
南波志帆ちゃんのライブを観た小出さんのつぶやきです。
Base_Ball_Bear_ Base Ball Bear 小出祐介
南波志帆さんのライブ観て来ました。以前から思っていたことだけど、南波さんは凄くスポンジ力のある方だなと。物事を吸収して理解する感性がとても豊かというか。また、理解したあとの構築の仕方も理詰めでなく、柔らかでとても自然体で。それが南波さんの空気感であり、才能なんだなぁと思いました。
Apr22日
Base_Ball_Bear_ Base Ball Bear 小出祐介
そんなことをあれこれ考えながら南波さんのライブを観てしまっていましたが、本当に良かったです。曲と、何より歌が良いから、これ以上は無いです。次はフルバンドでのライブも観たいです。「こどなの階段」も大切にしてくださっていて、すごく嬉しかったです。
Apr22日
Base_Ball_Bear_ Base Ball Bear 小出祐介
@ @nanba44 こちらこそ、またライブ観させてください!「こどなの階段」は昨日言ってた意味も込めつつ(笑)、南波さんの「リアリティー」になって欲しくて作った曲です。本当に、南波さんが歌うことで完成したなぁと思いました。これから忙しいと思うけど、そちらも身体に気を付けてね!
Apr23日
素人にも理解しやすい表向きの声質とか歌唱力とかでは無く、一回観ただけで志帆ちゃんの感性やセンスを見抜き、そこに惹かれるというのはプロならではなんでしょうね～。サカナクション、ベボベとか今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気バンドですからまだまだ無名の志帆ちゃんへ決して売名行為なんかで作品提供してるわけじゃなこともおわかりいただけるかと思います。前作はYUKIが歌詞提供してたりと、何故に南波志帆ちゃんはこんな超一流のリアルミュージシャン達に好かれるんでしょうね～。
LLM2調べでは（笑）おそらく関西には南波志帆ちゃんのコアなファンは20人居ないと思います！(;^_^A彼女も玄人ウケ先行で、まだまだ世間一般では時代がついてきていない感も否めませんね！CDもまったく売れてないはずなんだけどキャニオンの製作陣もこんな志帆ちゃんの才能はわかってるからついつい予算を投下しちゃってるんだと思いますが、何と新曲のPVディレクションは日本最高の映像クリエイター・関和亮と役者を揃えちゃいましたね！27日にフルPV公開とのことで楽しみであります！
南波志帆ちゃんの後の2番手はコトリンゴさんでしたが、彼女は全曲グランドピアノでの弾き語り。てか、このピアノが只者じゃなかったですね！(;^_^A 歌はカバー曲を中心で、歌も良かったんですが、ピアノだけで金取れるなという和音一つとっても素人にも違いがわかる素晴らしい音色とテクニックはポップス歌手のピアノでは無かったですね！あのknaveで聴いたグランドピアノは何だったんだ！（笑）
そしてコトリンゴさんの私好みのノンビブラートヴォーカルは寺前未ちゃんあたりもリスペクトするのがわかるぐらい良くって、こんな素敵な場所で最高のピアノも聴けたので、あぁ、来て良かった！と大満足だったこの夜、その上を行ったのが羊毛とおはなのおはなちゃんだったのです！
ワタクシ、久々に腰砕けにされてしまいました・・・(*^.^*)
羊毛とおはなさんは羊毛さんのガットギター１本にハンドマイクのおはなさんの歌唱のみで聴かせるデュオ編成。序盤はoasiaとか洋楽カバーを中心に後半がオリジナル曲の日本語詞の曲を演ってくれました！羊毛さんのギターはwyolicaのso-toさんのようなテクニシャンでも煌びやかでも無いのですが素朴で心に染み入る音色がやはりcafe FISH!という場所に嵌っていてとても心地良かったです！
そして何よりおはなさんなのですが、最初はいい声してるなぁぐらいからオリジナル曲の歌声あたりでもうぐいぐいと完全に引き込まれて久々に涙腺を刺激されておりました！おはなさんの上手いとかの基準では無く究極のノンビブラート歌唱がとんでもない歌ヂカラで、普段私が聴いている方のレベルとはもう大人と子供、こ、これがモノホンの世界か・・・と段違いのリアルミュージックを堪能させてくれました！
さらにこの夜のクライマックスはアンコールでのピアノ・コトリンゴさん、歌・おはなさんとの珠玉のセッションだったのですが、ワタクシ一昨年の神戸国際会館であの夜異様な雰囲気だったMISIAのライブ以来久々に心の中で”ブラボ～～～！！！”と叫びスタンディングオベーション状態の衝撃を受けてしまいました！(@_@)な、なんなんだこれは・・・。決してそこらへんの声楽系の歌手のように安っぽく歌い上げたり、小手先のテクニックで聴かせる人ではなく、優美さや気高さに音楽への愛が内面から満ち溢れんばかりの歌声で心を揺さぶられたかと思うと、自然にボロボロと涙がこぼれてしまっているってな具合で、是非羊毛とおはなも耳では無く、心と感性で味わってもらいたい最高のアーティストで、私自身素晴らしい出会いでありました！(^-^)/
そしておはなさんなんですが、思っていたよりキュートでカワイイんです！(*v.v)｡ここでもワタクシ、やっぱり”チンサム”になっておりました！（笑）
あっ、そうそうラストのセッションはおはなさんが”南波志帆ちゃんにも出てもらいたかった！”と言ってましたが、志帆ちゃん17歳だから21時以降は仕事をしちゃ捕まっちゃうとのこと！なるほど！それで以前原宿アストロホールでライブを観た時も物販には出てこなかったんだと合点がいきました！(笑）
終演後、志帆ちゃんは上から顔を覗かせていたので２階には最後まで居ましたが、この日も物販には出てこず、羊毛とおはなさんとコトリンゴさんはフロアに下りて、ファンとお話したり気軽にサインを書いたりしていました。私も羊毛さんのCDを買おうかと思ったのですが、いくつか種類があったのでどれを買うべきか見当もつかず、jtbで今度予習してから買うことにしました！（笑）
てなわけで三者三様のライブですっかり魅了され、とっても素敵な夜となりました！
去年の南波志帆ちゃんの電撃的なLLM2入りに続き、羊毛とおなはさんももちろんLLM2入りに向けて（笑）次回もライブに参戦させていただきたいと思っております！おはなちゃん、ありがとねー(*^.^*)