KDDIはAppleの小型タブレット端末「iPad」を国内で販売する。米Appleが現地23日に米カリフォルニアで開催したスペシャルイベントで明らかになった。KDDIが取り扱いを開始することで、iPadの国内販売におけるソフトバンクモバイルの1社独占態勢が崩れることになる。

キーノートで公表されたKDDIの文字

10月4日、KDDIがiPad miniを販売すると日本経済新聞によって報じられたが、同社広報部では「ノーコメント」としてきた。しかし、Appleが23日に開催したスペシャルイベントのキーノートスピーチにおいて、新製品となる第4世代iPadについて言及されると、その取り扱い先として、日本国内のキャリアではKDDIの名が挙がった。キーノートでは、同時にソフトバンクモバイルの名も記されていた。KDDIの取り扱いについては、第4世代iPadおよびイベントで発表されたiPad miniと見込まれるが、過去のiPadシリーズについては不明。

現在、同社のホームページ上ではiPadに関する情報は出ておらず、今後、詳細が発表されるものと思われる。