librahack事件の例え話を考えてみたのでメモ

librahackの件は、自分としてもなんとかしたいと思っていて、よくわからないという人に聞かれた際に、なんとか説明しようと頑張ることがたまにある。

今までは、なかなか良い例え話が思い浮かばなくて、新聞の記事にもなっていた「電話がちゃんと切断されない不具合によって電話がパンクした」というのは結構いいと思ったんだけど、それでも不具合の部分の説明しかできなくて、「そんなに電話するのが悪いんじゃないの?」みたいな話にうまく返せず、困ってた。

そんな中、もう少しいろいろな側面まで含んだ例えを思いついたので、先日Twitterに書いてたんだけど、忘れないようにここにメモっておく。

男が、図書館で本を借りて翌日に返して違う本を借り…を毎日続けた。借りた総数は多いが、順番に借りるだけで、複数同時ではないから迷惑でないと思ってた。しかし、窓口に返却した本を司書が本棚に戻さなかったため、本棚の本がどんどん減り、男は図書館妨害として逮捕された。 #librahack

http://twitter.com/nacookan/status/22931247150

男は、1日1冊は読書家の間では完全に常識の範囲内だと思っていたが、読書家ではない人達が「社会的に考えて非常識。読書家の常識は知らないが、読書家ならば図書館の司書に問題がある可能性も想定して本を借りるべきだった」などと批判。 #librahack

http://twitter.com/nacookan/status/22931572780

図書館側も司書も、改善はするとを言っておきながら、それでも男が本を大量に借りていたのが原因だとも言い続けている。日本中の読書家たちが、このまま男が悪者ということになってしまうと、読書文化が萎縮してしまうことを懸念している。 #librahack

http://twitter.com/nacookan/status/22931822667

どうかな

  • 同時アクセスではなく連続アクセスだったのに、他の利用者への迷惑となった点
  • 図書館側に問題があったのに、妨害だとされて逮捕された点
  • アクセス総数も頻度も、業界的には常識的なのに、わからない人には大量であったと思われてしまう点
  • 業界に詳しいなら図書館側の問題も見抜くべきだった、という話がいかに無茶であるか、という点
  • このままでは文化が萎縮すると心配される点

といったところが、すごく似てるんじゃないかと思うけど、どうかなー。

全然ダメだったり、修正すべきところがあれば教えてほしいです。