■プロデューサーであるファンの皆様へ | アイドルマスター公式ブログ

■プロデューサーであるファンの皆様へ


先月9/18の「アイドルマスター2」TGSステージでの発表につきまして、プロデューサーであるファンの皆様から、たくさんのご意見・ご要望を頂戴いたしました。開発チームを代表いたしまして、心より感謝を申し上げます。

頂戴いたしました内容は開発チームですべて目を通しております。皆様のたいへん熱意のこもったご意見につきましては、今後の製品展開においてぜひご参考にさせていただきます。プロデューサーである皆さんの、アイマスとアイドルたちへの熱い思いを感じることができました。
本当にありがとうございます。


また、多くのご意見を頂いた「律子、伊織、あずさ、亜美」の4人のアイドルにつきまして、今回の「アイドルマスター2」では765プロの仲間であり、ライバルでもあるという立ち位置での登場となってはおりますが、今後もアイドルマスターの765プロ所属アイドルとして共に歩み、活躍を続けていくことは変わりません。ご安心ください。

今はまだ多くは語れず、大変もどかしいのですが、今後、アイドルマスターの展開の中で続く、彼女達の新たな一面を発見して頂くためにも、まずは、「アイドルマスター2」での活躍を見守っていただけますよう、お願いいたします。


そして、宿敵961プロのライバルユニット「ジュピター」についてですが、男性アイドルの登場に動揺されていらっしゃるプロデューサーの皆さんがいらっしゃるのは承知しております。採用に際しては、社内でも賛否両論の長い議論が交わされました。

しかし、”動揺するほど”の宿敵こそ、プロデューサーとアイドル達との団結力を強め、絆を深める力があると確信して採用しております。


また、オンライン対戦の有無についてですが、アイドルマスターの原点となるアーケード版は、先日9/1のAM1:59のオフライン化まで、五年間もの長きに渡ってオンライン対戦をご愛顧いただきました。

家庭用移植の前作Xbox 360版「アイドルマスター」も、オンライン対戦を搭載して発売いたしました。しかし、家庭用となった際には、じっくり何度も自分のペースでプレイするというのが主となり、オンライン対戦の利用率は、さほど振るいませんでした。

こうした点から「アイドルマスター2」ではステージ対戦はNPCとの対戦を中心とし、家庭用ゲームとして、シミュレーション要素とNPCとのステージ対戦の関係を新たなゲームシステムとして練り上げていくことで、攻略性を増し、よりアイドルプロデュースをじっくりと楽しめる方向へと転換いたしました。

まだまだ、開発中ではありますが、TGSにて出展いたしました、TGSトライアルエディションでプレイしていただいた、NPCとの対決ステージ「フェス」が、ステージ関連のゲームの基本システムとなります。

なお、ご好評頂いております、オンラインランキングやダウンロードコンテンツに今回も対応しております。こちらも今後の続報にご期待ください。


さて、本作のこれまでに公開させていただきました情報は、世界観設定や登場キャラクターについてのご紹介が中心でした。10月以降は、面白さの要となるゲームシステムの全貌など未公開の仕様が盛りだくさんで控えておりますので、ご期待いただければと思います。


最後になりますが、今回、7月に「アイドルマスター2」を発表させて頂いた際に「RESTART」というメッセージをお伝えしたと思います。

これからのアイドルマスターを考えて、今までの作品の良いところを残しつつも、次に向けて新たに創造するために、地道であっても一段ずつ階段をのぼっていくことを考えております。

その中で「アイドルマスター2」では、ゲームシステムを中心に新たなチャレンジに着手しました。やっと目の前の階段に一歩を踏み出したところです。



これまでアイドルマスターを応援してきてくださったプロデューサーの皆様に、引き続きご愛顧頂けますよう、開発スタッフ、関係者一同、尽力して参ります。
これからも、熱いご声援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。



2010年10月25日                           
株式会社バンダイナムコゲームス
アイドルマスター総合プロデューサー
坂上陽三