YUKI

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フーズ・フォーラス280円殺人ユッケ…肉の出所は? 

2011-05-03 14:42:36 | Weblog
フーズ・フォーラス系の店でユッケ食べてない人も
溶血性尿毒症症候群(HUS)になっている。

また、O111が検出されていない重症患者もいる。

富山県の検査で、まな板などからは
「O(オー)111」や「O(オー)157」は検出されず、
店側は、生肉の汚染は仕入れ前に業者が解体した際に
起きた可能性が高いとの見方を示している。

また、消費者の口に入るまで複数の業者を介するため
生食用牛肉の品質は管理しきれない。

う~む。

O111にしては症状が烈し過ぎ、
しかもO111が検出されていないケースもあるわけで
肉の出所、感染源が不明で、 

県医薬食品・衛生課も
「感染源が特定されず、食中毒と断定できない以上、
『出せる情報』は27日の発表がすべて」
と男児死亡は5月2日まで発表しなかった。

やはり匿名党が言うとおり、
非常にまずいことが何かあるのでしょうねぇ…

************************************
匿名党 2011年5月2日月曜日

殺人ユッケを食べていない客も発症 
フーズ・フォーラス社が運営の「焼肉えびす」
やっぱ、非常にマズ~な展開になってきましたね・・・(爆w

高岡で新たに7人食中毒 : 富山 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) via kwout

で、原因のアルコール殺菌肉の提供者とされる板橋の食肉業者さんですが、
犯人がその肉じゃないとすると「他のところから仕入れた肉」とか「生焼け肉」か
「熱に対する耐久性が非常に強いO111」かそれ
以外って話になってしまうわけですが・・・
それにO111が検出されてない重症患者もおられるようで・・・

おまけ
憶測ですが・・・
溶血性尿毒症症候群 放射線化学療法 - Google 検索 via kwout

板橋からのアルコール消毒肉犯人説を定着させようと必死な
石川県の焼肉屋さんたち・・・(爆w

☆     ☆     ☆

食中毒で男児死亡の公表遅れ、国が県を批判
asahi.com 2011年5月3日

 男児が死亡した事実が明らかになって2日。
福井県は2日夜の会見で、福井市渕2丁目の焼き肉店「焼肉酒家えびす福井渕店」で
腸管出血性大腸菌「O111」による食中毒が発生し、
男児が死亡したことをようやく公式に発表した。

重大な事実を伏せ続けた対応を県は会見で「適切だった」と強調したが、
国からは批判が出ていた。

 会見した県健康福祉部の小林正明企画幹は
「家族から強い要望があり、男児の死亡は公表を控えた」と説明した。
県は男児の死亡を先月28日に把握したが、発症した患者が男児のみで
他の感染者はおらず、「法律上、どうしても公表しなければならない状況ではなかった。
県から積極的に公表すべきだったとは思っていない」と述べた。

 県はこれまで男児の死亡について、食中毒と断定していないことや
感染拡大の恐れがないことを理由に、
「個人情報を保護する観点からも患者の予後の状態を公表することはできない」
(健康増進課)との立場をとってきた。

 事件の一報は先月27日。
県は「腸管出血性大腸菌感染症の発生について」と題する広報を出している。
食中毒の疑いを調査しているとして、
お年寄りや子どもが生肉を食べないよう呼びかける内容だった。

 しかし、この広報は「あくまで感染症法に基づき、
県民に注意喚起するための措置」(同課)とする。
男児の家族6人は1日、O111感染が陰性と確認された。
このため県は「接触者の陰性が確認されており、感染拡大の恐れはない」として、
2日夜に会見するまで、報道機関の取材に対しても、
男児が死亡したかどうかさえ回答しなかった。

 男児が食事をした先月17日には、367人の客が来店し、
原因となったユッケは計138皿も提供されている。
なのに同課は「店での食中毒と断定すれば、
食品衛生法に基づく行政処分をしたうえで公表する。
現段階では調査中」と説明するだけだった。

 国も県の姿勢に疑問を投げかけている。
厚生労働省の食中毒被害情報管理室は1日、
県医薬食品・衛生課に「男児が亡くなったことなど、
出せる情報は公表してはどうか」という提案をしたという。

 だが、医薬食品・衛生課は「感染源が特定されず、食中毒と断定できない以上、
『出せる情報』は27日の発表がすべて」との立場を崩さなかった。
2日の会見でも小林企画幹は、
「(厚労省からの提案は)影響はなかった」と述べただけだった。

 これについて食中毒被害情報管理室の温泉川(ゆのかわ)肇彦室長は
「食中毒と断定できなくても、未確定と断ったうえで情報を出すべきではなかったか。
富山県の事例との関連も含め、県内の別の患者の発見につながったかもしれない」と指摘。
会見が2日夜になったことを、
「県民への被害拡大を防止する観点からは、少し遅かったのでは」としている。
(笹川翔平)

☆      ☆     ☆

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201105030073.html
国基準満たす生食牛肉なし
富山、福井両県の焼き肉チェーン店で客の男児2人が死亡するなどした集団食中毒。
原因とみられるユッケは、生食用としては国の衛生基準に満たない肉だったが、
そもそも基準を満たす生食用牛肉は流通しておらず、
罰則規定のない基準の形骸化が指摘されている。

国の基準は、生食牛レバーによる腸管出血性大腸菌O157食中毒の発生を受けて
1998年に全国に通達。
専用設備での肉の解体・加工や温度10度以下での保存などを定めた。

だが厚生労働省によると、少なくとも2007年度以降、
国内で生食用として出荷されたのは馬肉や馬レバーのみで、牛肉は出荷されていない。

東京都中央卸売市場食肉市場の担当者は

「消費者の口に入るまで複数の業者を介するため

生食用牛肉の品質は管理しきれない」と生食用としての出荷の難しさを指摘。

一方、全国の焼き肉店などでユッケなど生肉は人気。
店側の判断で国の基準に満たない肉を提供しているのが実態だが、
「罰則規定がないため指導にとどまり、
販売をやめさせることはできない」(厚労省)という。

ユッケを提供する富山市の焼き肉店は「ユッケは需要がある。
細心の注意を払い、店の責任で調理するしかない。
業界では慣例だ」と話した。

☆      ☆      ☆

放射性物質:運搬の袋からセシウム 福島の牛肉検査で
毎日新聞 2011年4月9日 0時24分

 福島県天栄(てんえい)村産牛肉で
いったん暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された問題で、
厚生労働省は8日、測定に使用した容器を包んでいた
ビニール袋から放射性セシウムが検出されたことを明らかにした。
検査機関の日本分析センター(千葉市)から
福島県を通して厚労省に連絡があったという。

 同じ牛の別の部位から放射性セシウムは検出されておらず、
厚労省は、ビニール袋に付着した放射性セシウムが
牛肉に付いた可能性があるとみている。
しかし、福島県から千葉市に牛肉を運んだ、
どの段階で、ビニール袋に放射性セシウムが付着したのかは不明という。
【佐々木洋】

☆      ☆      ☆

溶血性尿毒症症候群

概説 
何らかの原因により血管内皮細胞障害、血小板の活性化が起こり、
微小循環系に血栓が多発することにより血小板が消費され血小板減少が生じます。

この血小板減少、腎機能障害、精神症状、溶血性貧血、発熱を5徴とするのが
血栓性血小板減少性紫斑病
(けっせんせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう:TTP)です。

それに対し、病変の主体が腎臓にあり、急性腎不全、溶血性貧血、
血小板減少を示すのが溶血性尿毒症症候群(HUS)です。

細動脈あるいは毛細血管の内皮血管障害により血小板凝集が起こり、
末梢循環を障害し、血管内溶血が起きて破砕赤血球を生じます。
HUSは幼少期に好発し、90%は小児、10%は成人とされています。
最近ではHUS、TTPとも血栓性細小血管障害を引き起こす病態として
TTP/HUS症候群ともいわれています。

症状 
病原性大腸菌O-157による典型的なものでは、
激しい腹痛、水様性下痢で発症し、下痢は数日以内に血便になります。
約10%の患者さんにおいて、下痢がはじまってから3~10日頃に
HUSを発症することがあります。
血栓形成の程度が強ければ急性腎不全は回復が見込めなくなることもあります。
けいれん、意識障害などの中枢神経症状を呈する場合などは死亡する例もみられます。

診断 
1999年、TTPはフォンウイレブラント因子(vWF)タンパク分解酵素の
欠損あるいは機能障害によって発症することがわかり、
HUSではそれがみられないとされました。
しかし、HUSとTTPは類似病態でこの両者の鑑別が困難なことも多くみられます。
障害される臓器の違いにより、HUSとTTPの臨床症状が異なるとされています。
TTPは成人女性に多く、多彩な神経症状を示し、予後は不良です。
腎障害は頻度としては高いですが、軽、中等症が多いとされています。

それに対しHUSは幼少期に多く、腎障害が前景にたち他の臓器障害は比較的少なく、
予後も相対的に良好です(成人の場合は難治性で予後不良とされている)。

 原因として病原性大腸菌O-157が関与している場合、
下痢がはじまってから3~10日頃にHUSを発症するといわれています。
著しい血小板の減少、血清クレアチニンの上昇、ハプトグロビンの低下
およびクームス試験陰性の溶血性貧血を示し、血液塗沫(とまつ)標本では
破砕赤血球を認めます。
さらに、便培養により病原性大腸菌O-157の検出、
ベロトキシンの検出を行います。
病原性大腸菌O-157は潜伏期間が4~7日間で長く、
菌数が少数でも発病することが特徴です。
したがって、菌の検出が難しく診断が遅れると
HUSを発症してしまうことがあります。

原因 
発症原因として、小児、高齢者では病原性大腸菌O-157によって
産生される細胞障害性毒素ベロトキシンが考えられています。
その他原因として考えられているものを列挙します。

1)特発性:原因の特定できないもの。
2)続発性:
 [1]感染症(病原性大腸菌O-157、赤痢菌、ウイルスなど)
 [2]薬剤性(シスプラチン、シクロスポリン、マイトマイシンCなど)
 [3]膠原病(全身性エリテマトーデス、進行性全身性硬化症など)

 [4]その他、放射線、妊娠分娩、転移ガンなど

 HUSの原因として、小児ではほとんどが感染症によるものであり、
成人では90%に何らかの基礎疾患があるとされています。
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