年間100回以上のセミナー、講演会で5000人以上を変える現場コンサルタントが「科学的に自信をつける方法」を紹介する5回連載もついに最終回。
このたび『絶対達成マインドのつくり方』を発刊した横山信弘氏は、「自信をつけるのに、モチベーションは100%必要ない!」と言い切る。
いよいよ最終回のテーマは、先送り人生にサヨナラをする、“絶対達成”仕事術「倍速管理」。『絶対達成する部下の育て方』では「予材管理」を紹介したが、「倍速管理」とはいったい何だろうか?

先送りプログラムを治療する「倍速管理」の評判

  コラム第1~4回までで、思考を「あたりまえ化」して科学的に「自信」を身につけるにはどうしたらいいか。そのために、どのように葛藤を乗り越えていくか、などについて触れてきた。

  ところが、日頃から結果を出すための行動だけをしていればいいかというと、そういうわけにはいかない。

  通常はそれ以外にも、いろいろな業務、作業があるものだ。
  こういった仕事を場当たり的に処理していると、頭の中が整理できなくなり、結果を出すための行動にも影響を及ぼす。
  こういった周辺の仕事も「絶対達成」のメソッドを使って片づけていくことによって、自分のやりたいと思っていることを実現しやすくなる。

  コラム最終回でご紹介する「倍速管理」は、まさにそのための仕事術と言える。

「倍速管理」は私が考案した「絶対達成」仕事術だ。
  セミナーでこれを披露していると、多くの方から、

「倍速管理の考え方が、とにかく目からウロコでした」
「仕事に対する姿勢を根本的に変えるきっかけとなりました。ありがとうございます!」

  というような感想をたくさんいただく。

  コンサルティング現場でも実践し、多くの方の意見を取り入れて育てていった仕事術なのだ。
  この考え方を参考にしていけば、なんでも先送りしてしまう「先送りプログラム」を書き換えていくことができる。
  拙著新刊『絶対達成マインドのつくり方』には、「倍速管理」のテクニックを詳しく解説している。それでは要点を紹介していこう。