桁違いに消費電力の低いコンピュータが実現!?
NTTが板バネを振動させるだけで複数の論理演算を同時に実行できる新しいデジタル演算手法を開発したそうです。従来のコンピュータでは簡単な計算にも複数のトランジスタが必要でしたが、この度開発された技術は1個の微細バネで20個以上のトランジスタを連結した回路と同等の演算機能を実現するというもの。1個の基本素子のみで論理回路を構成できる可能性のある世界初の技術です。この技術を用いれば、トランジスタを用いたものに比べ100分の1以下の消費電力で演算できるコンピュータをつくれる可能性があります。
複数のデジタル情報を異なる周波数で板バネに入力すると、新たな周波数の振動が出力されることを利用して演算するんだとか。とりあえずバネパネェってことかな。詳しくは下部リンクからNTTの発表を御覧になってください。バネの寿命とかどれくらいなんでしょ?
マイクロマシン技術を用いたデジタル演算の新しい手法を開発 [NTT]
(鉄太郎)