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「ニンテンドー3DS」は順調な滑り出しを記録、対応ソフトはやや低調に


2月26日に発売された任天堂の新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が順調な滑り出しを記録したことが明らかになりました。

しかし対応ソフトの販売本数は初代「ニンテンドーDS」の発売時と比較してあまり好調とは言えず、ローンチタイトルのラインナップがあまり強くなかったことが挙げられています。

詳細は以下から。
週間ソフト&ハードセルスルーランキング(2011年2月21日~2月27日)| 今週のランキング | メディアクリエイト


ゲームビジネスを中心としてリサーチやコンサルティングなどを手がけるメディアクリエイトが公開した2011年2月21日~2月27日のソフトおよびハード販売数ランキングによると、2月26日に発売された「ニンテンドー3DS」の販売台数が2日間で37万4764台に達し、堂々の1位を記録したそうです。

販売台数ランキング。2004年12月に発売されたニンテンドーDSの初週販売台数(46.9万台)と比較すると9.4万台少なくなっていますが、初回出荷が40万台強であったことを考えると、非常に高い消化率であったことになります。


なお、ニンテンドー3DSに合わせて発売されたローンチタイトル10作品の販売本数はは合計35.7万本で、ゲーム機本体の販売台数よりもソフトウェアの販売本数の方が多かった初代ニンテンドーDSとは逆の結果となっていますが、「スーパーマリオ64DS」「さわるメイド イン ワリオ」などが同時発売された初代と比較してローンチタイトルのラインナップが弱かったことなどが指摘されています。

ソフトウェアの販売本数ランキング。トップ10で5本がニンテンドー3DS対応ソフトですが、最も売れた「レイトン教授と奇跡の仮面」でも販売本数は11万9591本にとどまるという結果に。


ちなみに「ニンテンドー3DS」には「ARゲームズ」などをはじめとしたソフトがプリインストールされているため、ソフトを買わずとも「とりあえず遊んでみたい」というユーザーの要望をある程度満たすことができるというのも、ソフトの売り上げがあまり伸びなかった背景にあるのかもしれません。

また、先日「Game Developers Conference 2011」において行われた任天堂の岩田社長による基調講演の中でニンテンドー3DS向けにスーパーマリオシリーズが開発されることなどが発表されたため、今後ニンテンドー3DSはどんどん勢いを付けていくことになりそうです。

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in ゲーム, Posted by darkhorse_log

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