Windows/Mac/Linux:『VirtualBox』は、「『ありがとう』って伝えたい無料アプリ50選(2010年版)」にもランクインしていた、ライフハッカーではすっかりおなじみの仮想化ソフト。このたび、VirtualBox 4.0にバージョンアップし、仮想OSの作成がよりカンタンにできるようになったそうです。

 従来、VirtualBoxでの仮想マシンの移動や削除には、『VirtualBox』の保存方法についての知識やXML編集のスキルなど、ある程度能力が必要でしたが、今回のバージョンアップでは、これらの面倒がかなり軽減されています。

インターフェイスがわかりやすくなり、仮想マシンを移動させたり、削除するのがカンタンになりました。また、ディスプレイやハードウェアの互換性も向上し、第三者が作成した機能拡張の追加もできます

拡張機能については、現時点ではOracleが『USBマネジメント』という拡張機能をリリースしているものの、全体としてはまだそれほど多くありません。今後『VirtualBox』をさらに便利にするための機能が生まれることを期待しましょう。

『VirtualBox 4.0』は、Windows/Mac/Linuxに対応する無料のソフトウェア。ダウンロードはこちらのページからどうぞ。

また、『VirtualBox』にまつわるガイドとしては、「『VirutalBox』を使ってWindowsパソコンからMac OS Xを使う方法」や、米Lifehacker記事「The Beginner's Guide to Creating Virtual Machines with VirtualBox(VirtualBoxで仮想マシンを作成するための初心者ガイド)」(英文)なども合わせてご参考まで。

VirtualBox 4.0 Changelog [via #tips]

Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)