どんなに対策をしっかりしても、この夏、まったく蚊に刺されないという人は、まずいないはず。蚊に刺されてかゆくて仕方ない、でも、手もとにかゆみ止めのクリームがない! そんな時には、マニキュア液かセロハンテープを探してください!

読者のMichael Mcelrathさんセロハンテープの効果についてのコメントを、投稿してくれました。それによると、セロハンテープを貼るだけで、蚊に刺されたところのかゆみがおさまるのだとか。

以前にも、セロハンテープやマニキュア液が、蚊に刺されたかゆみ止めにきく、という話は聞いたことはあるのですが、そのはっきりとした理由は分かっていません。一番多い説は、蚊に刺された部分を、空気に触れないようにしているのが良いのではないか、という説です。

 もしそれが本当で、セロハンテープとマニキュア液のどちらかを選べるとしたら、マニキュア液のほうが、より効き目がありそうな気もします。さらにTwitterでは、LemcottさんとFloridianさんが、このような説明をしています。

かゆみが引き起こされるのは、血圧が神経の末端を刺激して、炎症が起こるからです。これは、血液が入り込んだ蚊のタンパク質の影響で凝固せず、蚊に刺されたことでできた小さな穴を埋められなくなるために起こります。セロハンテープやマニキュア液をつけると、この小さな穴が安定した状態になるので、かゆみが早く収まるのです。ひっかくと、この穴をもっと刺激してしまうので、かゆみが収まるまで余計時間がかかってしまう、つまり、もっとかゆい状態が続くことになります。

この方法、衛生上はどうなのか不明なので、どうしても困った時にはお試しを。

Adam Pash(原文/訳:阿久津美穂)