けいおん!! 第24話(最終話)

うむ、まあ、あずにゃん問題は「気の持ちよう」だったね、っていう話か。というか演奏(天使に触れたよ)でちゃんとリカバーしてたし。とは言っても、唯が梓に渡したのが、花+写真って、結構不吉じゃないですか? 祝いと弔いの両方の意味を持ち合わせてるし、それはどうなんだ唯さんよ(笑 あと、原作最終話でムギが言ってたあの台詞が端折られてるのが気になる。


そいえば、ついったでとある人がこんな事を「これまでの高校生活よりも、これからの大学生活の方が、関係性として必ず飽きが来るから、それを努力して回避していかねばならない」って言ってたんだけど、まさしくその通りだと思う。梓の方もそうなのだが、時間が解決してくれる面もあるが、一方で時間の経過というのは常に残酷でもある。


いやぁ、しかしですね、この通り「みんな同じ大学に行く」ってオチ、何か色んな所で問題視されるんですが、私は上記の理由で、これが問題? んなこったーないとは思うんです。しかしながら、梓の葛藤、これは意味があったのかと? いや、別に良い悪いではなく、むしろ梓居ないと見てられない作品だったと思うんですが、しかしながら他4人のお話と、梓のお話が正直水と油だったな、と思ってしまうのです。だって、話の性質が全然違うじゃないですか!?


まあでもね、こんなところ愚痴っても仕方がないんですよ、そいう作品なんだから。我々が勝手に期待値上げすぎたなーって、とある人みたいに期待値を「この鉛筆書けるぞ」ぐらいまで下げれば良かったかなとは思う。


あと、和の場面も実は注目すべきで、和がけいおん部の面々と別れようとする際に、画面の階段上でけいおん部は上へ、和は下へ進む場面があるのですが、進んでる途中で唯が「和ちゃん、帰れたら一緒に帰ろう!」っていう場面があるんですよ。これはそれぞれ違う道を進もうとして、唯がそれでもいつでも合流できるよう、約束したのではないか? というようにも読める気がします。


ああなるほど、ここでちゃんと唯の方から約束したってことは、つまり、たぶんこの2人は腐れ縁的にずっと友達関係が続いていくのね。って思える訳で。


まあ、でも、この最終回、何気にMVPはさわちゃんのような気がしてきた……