画面●Joruri Gw
画面●Joruri Gw
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写真1●徳島県議会で利用されている議員在庁表示画面
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写真2●徳島県庁で利用されている会議案内システムの画面
写真2●徳島県庁で利用されている会議案内システムの画面
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 徳島県は2011年5月23日、Ruby製グループウエア「Joruri Gw」(画面)をオープンソースソフトウエア(OSS)として公開した。同県の県庁で職員約4000人が1年以上利用しているシステムである。

 同県では、すでにRuby製コンテンツ管理システム(CMS)「Joruri CMS」とWebメール「Joruri Mail」をOSSとして公開している。それぞれ県のホームページやメールとして開発、実際に利用しているシステムである。Joruri CMSは阿波市、三好市、吉野川市、勝浦町、美波町、上坂町、上勝町といった県内の自治体だけでなく、山形県寒河江市、群馬県館林市、青森県平川市、北海道北見市、島根県邑南町、長崎県西海市、愛知県瀬戸市といった他県の自治体でも採用されている。

 Joruri Gwは、スケジュール、施設予約、ToDo、連絡メモ、回覧板、照会・回答、掲示板、質問管理、書庫、電子図書、在席表示、アンケートなどの機能を備える。徳島県庁では以前Lotus Notesを利用しており、現在ではJoruri Gwに移行している。

 また有料の拡張オプションとして、大型液晶ディスプレイやタッチパネルに対応した在庁表示システムアプリ(写真1)や、大型液晶ディスプレイ対応会議等案内システムアプリ(写真2)を提供している。

 Joruri Gwは、Joruriの公式サイトからダウンロードできる。