ちょっと奥さん大変ですよ!まさかMSXがスキャンダラスな話題に上がるなんて!
知人が、8月7日土曜日の朝八時半くらいに佐々木宅から出てくるエノカナを目撃ました。
その知人は「この人が噂の元アイドルの奥さんか!」と顔をちらっと盗み見していたら、奥さんではなく榎本加奈子だったそうです。
小奇麗なスウェットの上下で、後ろから来たMSXにそのまま乗って行ったとか。(車は事務所の人っぽい人が運転していて、慣れた感じで静かに乗って帰ったとのこと。)
え、MSXに乗って!?(^_^; 器用すぎ!
僕と同じように 思わず反応して しまった人 がいらっしゃるようですが、いや十分に分かってますよ!どーせ ホンダ のスーパーカー、NSX の間違いでしょ!
でも、NSXとMSXには実は関連性があったんです。だからこうなるのも必然の結果!
NSXとMSXは既にガチンコ勝負済み
一見、関連性の見えない「NSX」と「MSX」が比較対象になり得ることは、既に1991年8月号のMSXマガジンにて提示されていましたので、私たちMSXユーザーからしてみれば「あぁ、NSXね」程度の関心しかありません(注:感覚が完全に麻痺してます)。
そのときの「暮らしのMSX百科」という記事では、速度性能とコストパフォーマンスの両面からNSXとMSXとを比較検証しています。
まずは速度性能の面から。
初めにNSXとMSXが動くときの最小単位を比較してみよう。MSXの場合、動作の最小単位は、1クロックだ。FS-A1STのクロック周波数は、28.636360MHz(メガヘルツ)なので、1秒間に2863万6360回、電圧が上下する。
いっぽう、NSXの場合は、エンジンのシリンダー内のピストンの上下が最小単位。ピストンの1回の上下でクランクシャフトが1回転することになる。NSX5速マニュアル車の最高出力のとき、クランクシャフトは7300rpm。つまり1分間に7300回転、1秒間では約122回転にしかならない。
続いてコストパフォーマンスの面から。
次に両機種ともにコスト・ウエイトレシオを計算してみた。NSXの重量は1350キログラム。価格は800万円。つまり1グラムあたり、5.93円になる。FS-A1STは、1グラム25.82円だ。MSXのほうがずっと高い。1円あたりの重量を計算すると、NSXが0.1688グラム、MSXが0.0387グラムになる。
コンピュータの場合、チップや回路の集積度が高くなれば、とうぜん本体は小さく軽くなる。クルマの場合も軽量化は動力性能に大きく影響する。NSXは、アルミモノコックボディーの採用など、軽量化につとめているが、やはり MSX turbo Rの敵ではなかった。
つまり、MSXの圧勝 という有り得ない結論になりました。
NSXとMSXの関係はまんざらでもない!?
まぁ、比較性能はどうしようもないほどネタ感が漂っていますが、アスキー 創業者である 西さん が「MSX」の商標取得のついでに「NSX」の商標も取得していて(NiShi-X!?)、「NSX」の商標を ホンダ へ譲渡する際に かなり儲けた(NSXは自分で買った)…と、MSX電遊ランド(というMSXのイベント)での講演で自身が話していました(気がします)。
その話を知っていると、Mマガの記事にあるNSXの写真は、ひょっとすると西さん所有のNSXなんじゃないかと思うわけですが、どうなんでしょうか?それに、「MSX turbo R」というネーミングも微妙にクルマっぽいな…。