『敷居の部屋の困惑』サークル敷居亭編集部色々ぶっちゃけ座談会 その2

の続きです。

5thライブの一体感と、その後の落差

Dame: 5thライブのあの一体感は一体どこに行ったのだろうなぁ。ほんと。
tai: それそれ、その話しましょうか。
敷居: しましょう。そこはちょっと説明がいる。
伯爵: やっぱり、5thライブ前って漠然とした不安があったじゃないですか。で、5thライブは一応ポジティブに戦えるって感じでまとまった。
大工: 全キャラ揃うのか、っつーのがまずね。
伯爵: で、その流れを作った上での9.18ってのが僕の中ではすべてかなあ。ライブの時にJupiterなら、バンナムの団結のコンセプトがもっと分かりやすかった気がします。
ぶー: 全キャラ続投ってところで「バンナムは棘の道を進むのか」と思った。
敷居: アイマス2に対して全く別物になる状況まで踏まえて覚悟完了していたユーザーたち、それに対して示されたアイドル全員登場と5人ステージで『the world is all one』を踊る姿。
伯爵: そうそう、そっちのアングルに誘導しましたからね。すごいですよ、プロのブッカーでもあんなアングルは書かないw
Dame: 「夏休みが終わったらあの子が金髪ガングロで登校してきた」ぐらいの何があったお前感。2ヶ月でひっくり返りすぎ。
tai: しかもみんなかわいかったしね、5thライブのPV。
伯爵: もっといえば、ライブと9.18の間に「センシティブ・トゥーン」があって。「バンナムバカだなあ、いい意味で」って流れもあったんですよね。

※「センシティブ・トゥーン」
アイマス2において新たに導入されたトゥーンシェーディング技術の開発スタッフによる呼称。要するに、これまで以上にアイドルを可愛く見せるための技術である。また、ニコ生でも中継されたバンナム前澤氏による「CEDEC2010」のプレゼンテーション(9月2日)においては、「響は俺の嫁」、「コードネーム、オパーイ」など他にも面白い要素がふんだんに盛り込まれていたため、開発スタッフの「公式は病気」な様子が好意的に伝わってきた一例といえる。
参考:http://news.dengeki.com/elem/000/000/297/297074/

※ここでseiP帰宅
sei: 遅れました−。ちょっと過去ログ読み。
一同: お帰りー
tai: 5thライブの前に企画で「アイマス1.5」ってやってはったじゃないですか。あれでも「キャラいれかわるのは仕方ない」って結構な人が言ってたものなぁ。
YSYK: アイマス1.5の盛り上がり方は桁違いでした。来場者数が1万人を超えましたから。アイマス系ニコ生の歴代来場者数でも、2位に倍近い差が。
敷居: うん、ていうか司会やってた僕も「反発あるだろうけど、どうせなら全員入れ替えもありじゃね」とか言ってましたし。

※「アイドルマスター1.5」
5thライブ直前にorgonePの発案で実行された、もうすぐ発表されるであろうアイマス2の内容を皆で妄想して、それをコメントやイラストや動画で表現しよう! という主旨のニコニコ生放送。敷居も司会進行として協力してました。コメンテーターにわかむらP、赤ペンP、えびP。

敷居: しかし、待ちに待ったライブで発表された内容は、全員交代のような思い切ったものではなかった。あのタイミングであれを見たら「そうか、結局思い切ったことはせず、発展型でいくのか」と思っちゃいますわ。僕、事前に全員入れ替え有りじゃねとかいっときながら、実際あれ見たらなぜか安心しちゃったんだよなあ。
tai: いや安心するよ、あれは。
敷居: 冒険するべきって考えもあるけど、やっぱ一ファンとして正直な気持ちは、これが正解だと思うわーって。
ぶー: ライブ1日目の流れで2日目の雪歩声優交代は、今思えばきれいに行きすぎたんだな。
伯爵: その話はやめて(´;ω;`)
tai: いやあれがあんだけ綺麗にできてなんだよ今回って思うよねw
ぶー: 幸運ってこわいね。
伯爵: 綺麗すぎて逆にダメージを吐き出せない人もいるのよ……
tai: 伯爵ゆりしー交代ダメージうけてたもんね。
はじC: かぶしーさんもぼやいてたなあ。※カブキンPのこと
YSYK: ゆりしーファンが落ち込んでても、元気出せ、落ち込むな、みたいな反応しかなかったもんなぁ。
伯爵: 個人的には今冷静に全要素並べて考えても、ゆりしーが未だに一番ダメージでかいっすね。
はじC: 僕はある意味ほっとしたよ、あの人も楽になれるんだなあ的な意味で。お葬式に立ち会った気分。
tai: でもあのライブ会場であずみんに泣かれてみ。頑張れとしかいえんで。
YSYK: 状況と、インタビューを見て、納得するしかないじゃないかと思った。
伯爵: Cさんの意見もわかるんですけどね。声オタの性ですねw
ぶー: 僕もダメージあったけどね。なんだかんだいって初めて見たアイマス声優だったからなぁ……。
Dame: あのライブで中村先生と約束してなきゃ多分俺はまだここにはいない。
敷居: ゆりしー交代があまり荒れなかったのも、覚悟完了してたからって点もあるでしょうね。ショック受けた人には悪い言い方だけど、想像していたよりもずっと「まし」だったと。
伯爵: 「まし」ですよ。それは間違いなく。たしかに、ゆりしーは覚悟がないわけではなかった。
はじC: あずみんの受け入れはほんとほっとしたよ。
tai: だってライブのキャストに一人だけ名前無いもの。あの交代インタビューとかすごい気をつかってかかれてたぜ?
YSYK: その時点で、もう、ゆりしーに先はないんだろうとは深読みしなくても思う。パンフレットの雪歩のところの小ささが何とも悲しい。
はじC: 今回の騒動で唯一の明るい要素はたぶん、早い時点で声優の盾ってタームが出たおかげでそっち方面への直接攻撃が抑えられてることだよね。皮肉にも。あの公式声明は予期しない方向で効果を発揮したと思う。
tai: まあ第二のゆりしーはでないと思いたいからな。
YSYK: あの、へたくそな、声優批判はやめてアピールが、皮肉にも、声優叩きの滑稽さを浮き彫りにしてしまった。
ぶー: 完全におまえがいうなー状態だった。
Dame: おまえがいうなーだよねあれは。TGSの体たらくでよく書けたもんだといまだに思う。
敷居: 続きもののファンって、基本冒険よりは発展を望むものです。全員続投で、貴音響追加で、さらに5人ステージまで追加とか、無印からのファンからしたら望むべくもないと思われていた理想の姿だったわけで。まあ、とはいえ現実的にそんなことはありえないので、そんな過大な期待はしないほうが良いというのが、ライブ前夜のファンの心境としてはよくあるパターンだったのでは。
tai: ほんとにそれはそう。ライブの後の盛り上がりはゆりしーの消失を補って余りある感じだった。あのPVの伊織が可愛過ぎた。神。
YSYK: ライブ直後のアイマス2特集生の盛り上がりはすごかったですよ。事故連発だったのに。
敷居: が、バンナムはその予想を旧来のファンが喜ぶ形で外してきた。それでうっかりひゃっほおおぉぉぉう! となっちゃったのが、5thライブの一体感の正体ではないか、と思われます。
tai: そうそう。
伯爵: そうですね。
敷居: しかしそれは幻想だった。
tai: 幻想だったねぇ。
はじC: そげぶ
敷居: うむ、見事なそげぶと言わざるを得ない。
sei: 今となっては5thのくぎゅの涙も色々無駄に深読みしちゃうのがいやだw
tai: くぎゅの涙なあ。ほんま泣けるで。
敷居: 結果的に、自ら幻想を煽り、そしてその幻想を自らぶち壊すという形になっちゃったわけですね。それがまたどうみても自業自得に見えて、好意的な言及がたいへんしにくくなってしまった。

ニコニコ動画周辺への影響

tai: 俺に一番ダメージが来たのは、ニコニコの動画が如実に減ってるのを確認したときだな。顔が青ざめたよ。
はじC: PV系見かけないね。
YSYK: 「○○Pの動画が消えた」「○○Pのが非公開になってる」みたいな話を、何日も続けなくちゃいけなかった。
tai: そうなんだよ。あれ、みんなどこいったのみたいな。
Dame: まあ動画の引けは想定の範囲ではあったかな。誰もが歯ぁ喰いしばって前向く義務があるわけじゃなし。
tai: なんか足元ががらがらと崩れてる感覚をうけざるを得なかったよ、あのタイミングは。
ぶー: おいらも少し見る気力がなくなったね、さすがに。
伯爵: 一方で、デビューする人がいなくならないのもすごいと思うんですけどね。
はじC: そうそう! デビューする人いるんだよね。借り物Pがけっこう居たりして面白い。
YSYK: デビューは全然減ってないです。
伯爵: 逆に新たに入ってきた層もいるはずなんですけどね、そんなところ見てる余裕がなくなっちゃった。
tai: 後、卓球Pの炎上もすごかった。
はじC: あれすごい早いタイミングでの記事ですね、今みると。
敷居: あー、アレは不憫だったな……。
Dame: まあおもいっきり雰囲気にみんな飲まれてましたな。
YSYK: 卓球Pのあれは確かに言っちゃ駄目な内容だったけど、どこがどう悪いのかは、かなり考えて論点を整理しないと分からなかった。むしろ、言いたくなるよなぁ、と言う思いが先に。
伯爵: 僕も卓球さんらしいなあってのが先。で、冷静に読むとああ、こりゃダメだ今の流れでは、だった。
敷居: 読んだときの印象は右に同じ。ああ卓球さんらしいなあと。
ぶー: 卓球Pはなぁ……自業自得としか思いませんでした。そら荒れるだろと。
はじC: あれのおかげでニコマス界隈は逆に落ち着いたような。そういう意味では功労者だと思う。
sei: 卓球さんのは、なんというか、言い方が悪かったなあっていう。基本的に感じてる事はみんな同じだと思ったんだけど。
YSYK: よく言ってくれた、だった人も多かったです。間違いなく。
Dame: つーか卓球Pのを否定するなら動画非表示や引退も否定しろよ、と思う。どっちもそれを残念に思う人がいる点では一緒じゃねーか。殴り易い奴を炎上好きが殴りに行ったようにしか見えん。
はじC: ああ、動画を消すことの是非は思いましたね。わかむらさんの時もそうだったけど。
敷居: 普段ならああはなりませんよ。想定していない層にまで広がって、面白おかしく荒らしたい人も、本気でショック受けてる人も、全部俺が受け止めるみたいな立場になっちゃったんじゃないかと。結果的に。
sei: 状況が色々と加速させた部分はありますな。
tai: 受け止めてやる → 炎上 って昔のCさんみたいだよね。
はじC: うるさいお
tai: すまねw
はじC: (>人<;)
tai: 敷居さんとかCさんが、「コメント欄を速攻閉じれば炎上しないよ」ってアドバイスしてあげればよかったのにw
ぶー: あれ、卓球Pのに不快感感じたのおれだけかな?
Dame: 不快ですよ? ただ攻撃する奴がもっとひどすぎただけの話。
YSYK: まずい、言ってはいけないことを言っている、と見て即思ったけど、なぜそうなのかを理解するのは、かなり大変だった。
敷居: 僕はぜんぜん。意見には同意できないけど、腹は立たない。むしろ怒り方がねちっこくないので印象悪かない。
sei: 個人的には別に腹は立たなかったというか、意見的には大枠で同意みたいな……? 文章的にやりすぎじゃね? とはおもったけど。
Dame: 言ってはいけないことなんてないんじゃないかなー。
tai: 僕はいやだなあと思ったことが一つあって、卓球さんのあれは作る人の論理というかマッチョイズムというか……。
ぶー: 自分は「悲しみたい人は悲しませておけ」というほっとけ主義だったので、なんか上からねじ伏せられた気持ちがした。
sei: 一時的とはいえ非表示にはしない方が、とはおもった。
敷居: しかしね、界隈が盛り上がらなくなって後で都合が悪くなるようなことで騒ぐのやめろよって理屈はさ、前から言ってる人いましたよ。僕はそーゆー意見はちと不健全だと思うので同意できないけど。言い方が彼ほど過激じゃなかっただけで、これまでも言ってる人はたくさんいたんだよ。
YSYK: どう「言ってはいけない」と思ったかというと、弱っている人はあの言葉を浴びたら「死ぬ」から。元気なときなら平気だけど、弱ってるときには耐えられない。
ぶー: そう死んじゃう、あれは。
Dame: 殺す気で書いてんだろうから目的に合致してるんじゃないかなぁ。
はじC: みんなイライラしてたからねえ。
sei: みんな意外とナイーブだなーって見てた。
伯爵: 殺す気があったことは否定できないし、もっといえば殺そうとした相手以外に届くことに目が届いてなかった気がします。卓球さん。
Dame: 自分に向けられてない殺意で死ぬのはいくらなんでも本人の責任がでかいと思うの。

アイマス2否定は正義!(みたいな空気)

sei: まあ何がいやって、この界隈の腫れ物に触るような雰囲気だよねw
大工: 卓球Pのあの発言が出てきた背景ってさ、つまるところ、アイマス2を許容する奴らは本当のファンじゃない、的な空気すらできたことじゃないすか。
はじC: そういうのあったね。
大工: 伊織派はじめ、竜宮組を贔屓してたPの皆さんの心情お察しします、程度のこたあ、そら誰でもあるし、落ち込むのもわかるけどさ。悲しんでる俺達が居るのに喜ぶ奴が居るとかちょっと信じられない、みたいな状況ができちゃったのがね。
はじC: Twitterのタイムラインでもそういう言説がちらほらあった
敷居: ですね。卓球Pのあれはそういう空気に対する心情的な反発が形になったもので、上からねじふせるガチガチの理屈とかにゃあ、僕には見えなかったんだよなー。だから皆の反応はむしろ驚き。
YSYK: 私はそれが気に入らなかったから、ニコ生ではものすごく意識的にアイマス2を押す発言を繰り返した。いつも以上に律子派の立場を出しつつ。
大工: 本当のファンならアイマス2は否定すべきだ、って意見が出来上がった空気が少なからずあったと思うんだけど、どこから出てきたのかってのが実はまだよくわかってない。
伯爵: 落ち込んでる側の方が喜んでる側より、「空気読めよ」っていう方が正義的な空気はあったかなあと思います。
はじC: ニコニコの動画についたコメントとかにはけっこうあったねえ。
Dame: そこに関して思うのは、アイマス2の変更ってデグレードが基本じゃないですか。プラスの要素ってJupiterとセンシティヴ・トゥーンで。要はMAD的な側面での+なんですよ。世界観や文脈的には明らかにパラレルであることを前提に物語が途切れた。
sei: 響や貴音にしてもSPの話は無かった事になってるしのう。
Dame: だからアイマス2を肯定するってのは世界観を大切にするのとは違う文脈にしか見えないんですよね。そら正義がどっちにあるかって言ったらゲーム的にはアイマス2否定派でしょう。
敷居: 正義なんてどちらにもないよー。
伯爵: たしかにキャラ変えてないのに、積み上げてきたものを崩してる感はありますね。
YSYK: 相手を巻き込もうとした時点で、もう、すでに、どっちもどっちですから。
Dame: 正義なんざドブに捨ててもなおめんどくせえものだとは承知してる。ただ錦の御旗ってそういうもんでしょ残念ながら。
伯爵: 正義なんかないし正義って言葉は強すぎると思うけど、あまりにも悪が強調される空気なので、相対的にその相手は正義になってるイメージ。
大工: そうだね、悪者さがしになってる。
tai: 今回アンケートでアイマスのキモをみんなに聞いてるんですけどね、まあ正直ばらばらですわ。
はじC: アイマス2ゼノグラシアって感じね。
Dame: ああ、もにゃこさんさすがだ。
はじC: めずらしく褒められた!
sei: 個人的にはなんでも受け入れちゃう派なんで、ダメージは少ないというか、ほぼない人で……なのであんまり強くは、どっちの意見も言えないんだよなあw
敷居: 「これは堂々と批判してもいいもの」って立場になってしまったってことですね。ゼノグラシアから入ったファンだっているんだけど……

※『アイドルマスターゼノグラシア
 アイマス本編とはキャラの名前は同じだが声が違い顔も違い性格も違うロボットアニメであったため、ファンの間ではアイマス扱いをされないことが多いアニメ版アイドルマスター。ただしアニメ単体としての評価はわりと高い。

Dame: 「これを叩いてる間は俺は叩かれない」な領域だったわけですな。
はじC: そういう話だと、2chではDSが正義でSPは裏切り者でクソみたいな扱いになってますね。
YSYK: 安全な場所から攻撃したい、と言う人を招いてしまったのか。
tai: 署名でその辺のふいんき(なぜか変換できない)がびりびりきたね。
伯爵: 逆に、その分「魔王エンジェル」が復活しましたね。復活というか発掘か。
tai: 結局エネルギーが何処に向かうかで、魔王エンジェルにむかうのは割りと平和なほうだと。
sei: 良くも悪くもはけ口になって感はあるなあ、魔王。
ぶー: あれははてブでタグ付けるときにアイドルマスターカテゴリにいれていいのか迷う。出所はそうだけど、もうMMDの一ジャンルとして見た方が面白いような気が最近しててw
敷居: 頼むから明るい話題があってほしいってタイミングで出てきたので、一気に広まったってのはあるでしょう。いや、僕もブログで書いて煽りましたけどね。みんな鋼の救世主が欲しかったんだと思う。
はじC: 石原D憎さにSP貶すのはどうかと思うが、もう2chアイマス家庭用スレはアンチスレになってしまった。ショックですよ。
Dame: 2chはそんな状況なのか……残念だのう。
はじC: ニコマスを除けば最大規模のネットのアイマスファンコミュだったのに、もう見る影もないもの。
YSYK: アーケード以来のプレイヤーとしては、魔王エンジェルと言う名前にはいろいろと記憶がまとわりつきすぎていて、中立的に見れない
敷居: アケ版プレイヤーにとってはまさに魔王だったらしいですからねえ。箱版プレイヤーにとっちゃ多少めんどうなくらいでかわいいもんだけど。
はじC: 箱の魔王は雑魚だった。若干ジェノ率が上がることに注意すればいい程度。
敷居: いやあ、箱版でも準備できてないときに来られたらきついっちゃきついっすけどw

アイマス2じゃなく「アイマス2騒動」がショック!

tai: 今回アンケートで「アイマス2に関してありえないとおもったこと」を聞いたじゃないですか、「その他」の回答で結構目立って数見えた意見があるんですけど、どんな意見かわかります?
はじC: なんだろ。
ぶー: ほう、気になる
tai: 正直想定してなかった
YSYK: ユーザー自身、ですか
tai: その通り。「こんな騒動がおきる界隈に失望した」みたいな。そんなのが結構あった。
Dame: 界隈ねえ。ずいぶんと他人事な言い方だなぁと思うが。
ぶー: へー。
はじC: 発表のどの要素にもダメージ受けてない人がそれ食らってましたな。そいで、アイマスファンの平均年齢が高いという説が覆された、みたいなネタにされてたね。
敷居: ほえ? それ想定してなかったの? 炎上騒動が起こったら毎回言う人いるじゃない。
tai: さすが炎上に強い敷居さんは格が違ったw
YSYK: ユーザーが一番怖いのは、ツンデレカルタ事件の時に思い知らされていたから、驚きはなかったけど。
敷居: 「世間を騒がせることは良くないこと」ってのは、やっぱ強固な価値観だし。でもなあ、誰もが常に大人であれなんてのは、無茶な要求ですよ。
はじC: ひえびえとしちゃうねえ。
tai: ああ、たしかに。
Dame: 界隈に失望するってのは、要はゲームより界隈が大事ってことなのかね。流行りものの真ん中にいれば安心的な感じがして個人的には好かんが。界隈ねぇ……一枚岩なわきゃないだろうに。
sei: それなりにコミュニティが大きくなってれば、そういうコミュニティ重視派層もいるわなあ、とはおもう。
YSYK: もっと端的に「こんな屑どもの仲間と思われたくない」という方が実態に近いのでは。
Dame: 自分と同じ趣味の人がみな聖人君子とかどんな妄想だよwww
はじC: 団結ってテーマが皮肉だね。
tai: そうなんだよ。ここに至って、それがなにより無常だと。
sei: どうしてMA2 Prologueに団結を入れたんだ・・・というのはよく聞く意見。
大工: ひとつ、素直に思った感想なんだけどさ。MA2の改変ネタのひとつで、ジャケットの原っぱから竜宮分消したやつとかあったじゃん。
tai: あったね、酷いの。
YSYK: 見てないな。
はじC: あったあった。代わりにJupiterが入れられてるのもあったような。
大工: ああいう発想をして、あえてそれを作り上げる攻撃性にドン引きした、というのはあった。
Dame: それをいったらJupiter直後のコラ勢はみんなそんな感じだったねー
sei: もうその辺は、たたきたい人が良いネタみつけたからやってる、と思うようにしたw
大工: そういう見立てはあるわな、公式がそういうことをやったって感じるという意見はあるわな、と思ったけど、あえて図にするのはどうよと。
敷居: ふむ。んでそういうのと一緒に見られたくないという心理からユーザーの動きが一番ショックという答えになると。ありそうな話だ。
はじC: そりゃセンシティブすぎる気もするけど、普通はみんなセンシティブだね。
Dame: ファンなんてピンキリいるだろうに。つーかオタクの時点で既にそんなの五十歩百歩と言われる時代があったんだぞ。
敷居: んー……とはいえ、そのへん最初から考慮に入れない感覚のほうが普通じゃないのかもしれませんぜ。やっぱアイマスファンに悪いやつなんかいないぜ! ってのを信じたいって心理はあるんだろう。
はじC: けっこうシンプルな人は多かったってことだよね。
YSYK: 自分の好きなものを好きな奴は、どんな酷い奴でも仲間。仲間だから、酷い奴だったらぶん殴ってでも、きちんとさせる、と言う態度の集団もいた。アイマスじゃないけど。
sei: ニコ動メインだとやっぱり東方・ボカロは荒れてる、ニコマスは平和って意識はあるのかもしれぬ。
はじC: 荒れそうな要素は総出で駆逐してきたからなあw
敷居: うん、実際比較すれば平和だったし。自然に目に入ってくるレベルで強烈な攻撃性を垣間見る機会って、一般的なファンだとあまりなかったのかもしれない。けして無かったわけじゃないんだけど。
大工: みんな違ってみんな良い、的なのが団結って奴なんだろなと思ってたわけだけど、どっこい嵐の時にゃ、Friendshipに感覚の違う他人を乗せる余裕は無かったってのが結局、今回の個人的ドン引き部分の源なんだろなっつー。
Dame: 願望がかなわないから失望したって言われてもなぁ、すっぱい葡萄じゃないんだから。
大工: 色んな意見の人が集まれるから良いってだけでさ、同じ意見で一致しねえと殴るって状況は、特に全方位爆撃状態を見てるとなおさらそれどうよって。カルタでもそうだったけど。意見は一致しねえけどお前もアイマス好きなんだからそれでまあいいじゃねえか、ってのが魅力だったんだよな。
tai: うむうむ
YSYK: いい集まりほど、本来なら相容れない人が一緒にいるんだよな。
Dame: 個人的にはそれを梁山泊と呼んでいる。
大工: ニコマスP同士でも不倶戴天は居て、お互い非難することがあっても、排除しあうまでは行かなかったのが基本だったからなあ。まあ排除された人間がひとりもいないたあいわんけど。
Dame: そうだよなぁ。カルタぐらいだよなそれがあったのは。
敷居: 排除までいかずに不倶戴天のまま共存するってのが理想ですわな。
大工: その共通項を崩された感ってのがつらいね。

内容変更を求める署名活動について

tai: 署名についてご意見プリーズ
Dame: しゃーないじゃん。できるんだから。そういじめてやるなやみんな。
YSYK: 「馬鹿か。俺はお前らとは考え違うのに巻き込むんじゃねぇよ」。
敷居: んー、個人的な意見は特に。アンケートであんなに評判が悪くなるのは予想外でした。
はじC: 対戦不可に関して僕も署名しようかと思ったが抱き合わせだったからやめた。
ぶー: 署名は特になんとも思っていないというのが、正直なところ。
sei: 気持ちは汲むけど、それやってもどうにもならないと思うけどなあ……というかんじでしたな。
大工: 賛成しないし改善に対して実効性はないと思ったけどユーザーからの要望としては一番ありえる方法だから実施自体はいいんじゃね、という。
はじC: 気持ちは分かる。
tai: まあ個人的には、手前味噌になるが、今回の僕らのアンケートみたいな「世論調査」の方がよかったのではないかと。アイマス2支持率○○%みたいな。
sei: 逆に制作側末端のモチベーション下げて、製品のクオリティが落ちたりしちゃわないか心配になってしまった。
Dame: 制作側のモチベーションに関しては自業自得だからなぁつまるところ。
はじC: 頭に血がのぼってたんじゃないかなあ。仕方ないよ。
敷居: ん、まあタイミング的に色々溜まってるものの捌け口になった感はあるようですね。
はじC: 人を殴るよりましだと思う
敷居: うん、そう思うよ。人を殴るよりずっとましだ。
伯爵: たしかに、行為としては認められるところはあるけど、やり方がね……。
Dame: 別に署名強制されるんでもなければ、他のファンが己の信じることやる分には止める理由も責める理由もないと思うの。
tai: ジャニーズとかハロプロとかでは実は署名って結構あるらしいね。僕も友達から聞いたんだけど。ただ芸能界的には黙殺が基本らしい。又聞きなので正しいかはわからんが署名が効果あったのって、草薙君が思ったより早く帰ってきたことぐらいだってよ。
YSYK: 極端なくらいに目立ってたからなぁ、署名。
Dame: いやだってさ、署名っていわゆる社会のルールや手続きでどうにもならないものを掻き口説くための手段じゃない。そら目立ってなんぼだし、抱き合わせにしてでも数揃えたいし。そういうもんだろう。
sei: 結局直接渡すっていって、断られて、どうなったんだろ。有耶無耶になってとんとみなくなってしまった。
Dame: 届いたらしいよ。(http://www.shomei.tv/project/notice.php?pid=1606#notice_1
敷居: ああ、直接の返答は無かったのか。公式ブログでのコメントだけで。
sei: "今後の動きとしては、12月18日の期限終了時に署名を再度提出しその後、関係先への報告を行いたいと考えています"――まだ動いてるんだ。
tai: なるほど、12月にまた出すんだ。
Dame: 署名運動としては実に適切に動いてると思うよ俺は。無力な点も含めて。
sei: 正しく署名だなあ……。
tai: 個人的にはガス抜き以上の意味はないと思うが、まあそんなものかも。
敷居: 特に悪意は無いんですけど、今回の同人誌の立ち位置は結果的にアンチ署名みたいなものになっちゃったような感はあるなあ。アンチ日刊サイゾーはわりと意識的にやってるけど。
Dame: 足りないところを補ったと考えればいいんじゃないかと。いい共存ですよ。
敷居: ファンの意見がむちゃくちゃバラバラだってことを本の形で残せれば、最低限の目的は達せますね。

今後のアイマスはどうなる?

tai: じゃあ次の話題いきますよ。 今後のアイマスなんですけど、まずMA2の感想をききたいなと。団結2010は散々でしたけどそれ以降はよかったとか。
sei: MA2はPrologueはおいといて、01〜03はよかったな、と。Prologueもドラマ部と小鳥さんは良かった。
YSYK: 団結2010は何だったんだろうかと思うくらい、ものすごく良くなってますね。
ぶー: 残念ながらまだ未購入。ただちょっと聴かせてもらった感じでは良い良い。
tai: もしよければ01〜03の一押しポイントでも。
大工: MA2の01〜03の出来にはかけらの文句もないね。Prologueの春香さんのティッシュ配りアイドル扱いにもグッときたので、トークもバッチリ。
Dame: MA2 01〜03はほんといい。少々キャラ調整してる感はあるけどそれもよし。新鮮。
sei: 01は春香さんのリボンがマジぱねぇってところですかね!
はじC: リボンがなければやられていた……!
Dame: 春香さんのリボンはアヴァロン級の防御力。
婿固: この曲たちがこれから彼女たちの支えになっていけばいいと思った。
はじC: MEGAREは最高だと思う。
大工: 決定のされ方の経緯についてはいろいろ事情があるんだろうけど、アイマス2の各キャラの「設定」については、ぼくはむしろ非常に好意的なんすよ。いおりんが一番売れっ子になるだろうこともわかるし、りっちゃんが竜宮立ち上げるってのも、それぞれPが居ない状況で会社が傾きそうなら、きっとそうするだろうなって思うし。その辺については、ディレ1が語る設定は、そうだよね、と納得はしてた。そういう設定にした事情はまた別問題として。そんで、そういう状況下でのアイドルたちの描写としてのMA2には、とても満足してる。
敷居: ん、まあその設定説明をインタビューで長々としちゃうことの是非は別として。
大工: もし、今回の騒動が何事もなかったとしたら、この状況の765プロやべえよやべえよ…やはり颯爽と俺登場するしかねえよ…ってなるじゃん、ってのが、公式の読みだったんだろうね。
YSYK: MEGAREが最高すぎて、律子が歌うのを聴けないのが今になって悔しくなってきた。
sei: 今までの(L4Uまで)のアイマスがそれほどストーリーを推してなかっただけに違和感を感じる人がいるのは理解できる。
伯爵: 大工さんの言ってる公式の読みには賛同ですねえ。やっぱり楽観しすぎだったんじゃないかなあ。驕りっていうか。
YSYK: Perfumeカバーとか大きな弾も用意して、これなら完璧! だったんだろうなぁ。
はじC: パヒュームカバーは欲しいなあ!
sei: 大人の事情は見え隠れしちゃうよねー。まあそれを考慮しろってのも酷な話だな友思うけど
伯爵: 大人の事情と楽観の合わせ技的な。
Dame: アイマス3か何かで必ず竜宮組プロデュースさせたいんです! だから買ってください! って言い切ったらむしろ惚れるまであります。
敷居: 惚れるまであります!
YSYK: それを発売直前に言ったら、売り上げが万単位で増えるぞw
ぶー: 間違いなく増えるw
敷居: センシティブ・トゥーンの説明は惚れるまでありましたな。

sei: CEDECだっけ。あれはよかった
伯爵: 「コードネーム、オパーイ!」
Dame: 今までのユーザーとの距離感ならわかるんだけどさ。二次創作まで含めた今のアイマスの環境ならね、そこは腹割ってくれりゃいいんだよ。むしろ悪乗りして支えるよ。
tai: まあ公式に関してはそれ以外にも「予算が急に削られたんじゃないの」とか色んな憶測とんでますよね。決算のためにってのがありありわかるしなぁ。
大工: 会社自体がやべえからね、マジで。
YSYK: 10年分の利益を1年ではき出すようなレベルの巨大な赤ですよね。今の決算。
敷居: げ、マジでそんなヤバいの。
tai: やばいよ。

で、お前らアイマス2買うわけ?

tai: 時間も大分きたのでラストスパートかけようか。みんな、アイマス2買う?
Dame: 買う。
sei: 買うね。
敷居: 買う。
ぶー: 様子見。
tai: 予約した?
はじC: 予約した。
伯爵: Amazonで予約しますた。
Dame: 予約済。
sei: あまぞんさんで予約った。
大工: すべての結論は買ってからだな、すでに予約してる。まあ特典見て最終的にどこにするか決めるさ。
tai: いい返事だ。僕はライブいけないけど、終わったら予約すると思う。
婿固: ローソンで予約できるようになったら買います。
伯爵: アマガミBDマラソン中で本気で身銭をきるんだから、楽しまないと泣ける。
敷居: ゲーム内容がダメかどうかなんて、現段階の情報では僕にゃ判断できませんねえ。どんなもんが出てくるのか、むちゃくちゃ楽しみですよ。
YSYK: TGSバージョンの出来の良さを考えると、バグだらけと言うことはあっても、基本システムが腐ってると言うことはないだろう。
sei: あまぞんで予約始まったときについったーであまぞんのリンクながしたけど、現状20本くらいそのときのリンクで予約されてるのう。
敷居: 今回のWebアンケートでも、そうとうな割合が最終的に「買う」って答えてるんだよね。
tai: じゃあ次に、ライブとかは今後もいくかね?
Dame: チケットゲットしました。
sei: とりあえず1月のは当たったのでいきます。
YSYK: チケットは、すでに手を回して入手予定。
ぶー: 時間があえば行くかな。
大工: 金との折り合いで。
婿固: 来年の夏はいきたい。
敷居: ライブはわからない。元々そっちメインの層じゃないんで、人に誘われたらいくかも。
tai: うむうむ。
伯爵: 全部は無理でも年に一回は行きたい
YSYK: ライブは年数十回は行くので、そのうちの一つという感じ
tai: ゲーム買うって言う人がいて、ライブ行く人がいれば、CDも売れるだろうし、ゲームさえこけなければ、なんとか……。
YSYK: 問題は、アンケートに回答する意欲すらなくしてしまった人がどれくらいいるか、だな。
敷居: タイミング少し外して、かつあれだけ設問数の多いアンケートに熱心に答えるほどの層ってことでだいぶ限定されてるってのは考慮に入れといていい。
sei: なにしろゲームが面白く作られてる事を祈るばかり。
大工: そこは時が答えるもんなんだろう。ゲームが魅力的なものになっていて、それを聞いて戻ってきたり、新しく入ってきたりする人が、少しでも多いことを祈ってるよ。
はじC: やだ大工さんかっこいい
ぶー: そこだね、「ゲームが面白い」。
YSYK: 盛り上がってて、ゲームがあれだったのをきっかけに一気に沈んだ例なんて、一杯ある。逆の可能性も、もちろん。
Dame: まあ楽しく遊んでるのが視界に入ったら、遠ざかった人もまた気が向くこともあるかもしれんさ。
敷居: うん、楽しそうにしてたら人は勝手に寄ってくるもんですから。
YSYK:天照大神は、なぜ、天の岩戸を開けて出てきたと思う?それは、神々の笑い声だ」ですね。
敷居: だからお前ら楽しそうにしろよとか言ってもしょうがないけどね。それは楽しめるものが出てこないとね。おもしれえことになるのを祈って、待ちますよ。
伯爵: この座談会はなんだったのかといわれるくらい、ゲームが面白い事を祈っております。
tai: 今後の同人やニコマスもゲームの出来で盛り上がりが変わってくるだろうし。
大工: 結局、失望したくないんだよね、アイマスには。
tai: うむうむ。いい感じに終盤にはいれたので、皆さんそれぞれ思い思いに感想なり今後への希望なり、敷居亭へのあれなコメントなりを述べてください。僕的には当初の目論見どおり、敷居亭がきっちり歴史の語り部になりつつあるので非常に満足してます。願わくばアイマス2が面白いゲームでありますように。
sei: 座して発売を待つばかりであります。
伯爵: 実際にゲームやって、やっぱりアイマス最高だなあって言いたい。今はそれだけ。
ぶー: ま、本編出てからが勝負。
YSYK: 中途半端な出来になるのが一番面白くない。極端なクオリティになることを期待。
Dame: 喜怒哀楽は無いよりあった方が面白い。だからなるようにしかならないことを全力で遊び倒せりゃいいなぁ。アイマスって素晴らしい世界があるという事実はアイマス2がどうなろうと変わらないよ。俺はそれでいい。
婿固: 自分のやりたいことを見つけるだけで、このゲームは何倍も楽しくなると思います。
敷居: ゲームとしては、期待し過ぎない程度に期待して待ちます。アイマス周りの動きはこれからも追っていくことになると思うので、それぞれがどこに向かうのかも、楽しみにしていますよ。
はじC: アイマス2がそこそこ売れて、PS移植されることを祈ってます。
tai: PS3完全版wwwww
Dame: それはそれでPS3を買ういいきっかけになるからよしw
sei: 完全版でても買うけど、やめてwww
ぶー: 完全版商法は死ぬぞwww
tai: したらば、この辺でお開きにしましょうか。よろしいかなみなさん?
敷居: あいよー。
一同: おつかれさまでした!

座談会補足その1:CDのAKB商法について

tai: CDのAKB商法は結局撤回されたんでしたっけ?
Dame: 噂のまま消えた>AKB
YSYK: そもそもそれはあったのかどうかが。詳細を明かさない形で出して、反応を見ただけ、と言うようにも見える。
sei: そもそも曖昧な話ではったけど
ぶー: なんだかよくわからない天海に
はじC: 何が初出なんでしょう。ma2の延期の噂にもつながるよね
Dame: CDを買ってどうこうという話がどこぞで出ただけなんだっけ。傍証としてはMA2の延期があるが。
敷居: アンケートでも無かったじゃんって突っ込みけっこうありましたね。無かったといっても、それらしきものはあったわけでどう表現したらよかったのやら。
はじC: ゲームショウでなにかアナウンスがあったのかな?
sei: 最初に765pro.jpがリニューアルしたときにそんなような記述はあった
敷居:「AKB的商法と言われた何か」みたいな。
YSYK: 詳しくは今後発表、みたいな感じでした。>ゲームショウ
伯爵: どこかのサイトで見た気がしないではないんですが……
Dame: 公式かたるき亭?
tai: みっけ。商品の説明のところ
(ttp://www.amazon.co.jp/IDOLM-STER-world-all-one/dp/B004D2ALJ6)
はじC: コロムビアが一番迅速に動いたって噂もあるよね
ぶー: ユニット選抜の話はゲームショウでいってたんだっけ?
sei: 765pro.jpのは

また同時発売の3人をユニット候補と見立て、シングルCD「The world is all one !!」の歌唱ユニットを決める選抜レースがスタート!
選抜方法は所属レコード会社様(http://columbia.jp/idolmaster/)にて後日発表。
歌唱ユニット選抜結果は、1月10日のライブにて発表!

sei: っていうのだね。
YSYK: ユニット選抜の話は、当日配られた「号外」に乗っていました。ただし、全く詳細は明らかにされず、ユニット候補や投票方法も、その段階では不明
Dame:「選抜方法は所属レコード会社様(http://columbia.jp/idolmaster/)にて後日発表。」というところがきっかけかのう
YSYK: その後、だいぶ経ってから、公式に投票ルールが。
はじC:コロムビアのアンケートもなんだかよくわかんない結果になった。
ぶー: はじめのABCの3組だけだったかな
tai: 販売枚数一位が権利を取れるっていうのは口頭できいた覚えがある
はじC: そうなの?その辺詳しく
敷居: おお、その証言は重要だ。
tai: それがないとみんなそんなの思いつかないから。ただブログにしか残ってなさそうだよね。公式は抹消されてそう。
敷居: ネットの雰囲気だと、どうも根も葉もない噂だったみたいな結論になってるから。
婿固: 販売枚数で決定するって情報は憶測でしか聞いたことが無い 見落としてたかな。
tai: ブログではみかけるんだが htp://blog.livedoor.jp/ume_black/archives/52564445.html
敷居: ちょっと直接行った人の証言が複数欲しいとこ。
大工: 選抜って時点で、「全員で歌わないってどういうことなの」というところが少なくとも
はじC: 結局ゲームショウでの口頭の説明が根本なのかな?
sei: 発表直後の記事も選抜方法は後日・・・で徹底してるのよね
http://www.famitsu.com/news/201009/18033777.html
tai: これでどうだ
http://news.dengeki.com/elem/000/000/303/303148/
敷居: 間違いなくそれらしきものはあったっぽいのに、なんで「AKB商法なんてなかったんや!」ってことになってんのかいまいち不思議だったんだよねー。
はじC: でもさー、それも他の要素がこんなに悪くなければ燃える展開だったかもしれないのにねえ
婿固: うわさとしてよく聞いたのが、CDパッケージの中に投票用紙が入っててそれで決めるってやつだった。最初の発売延期はその用紙を抜き取るためだったとかいう話。
tai: ほー
sei: ああ、ありましたなあそんなはなし
はじC: わかむらじおのネタになってたとか
婿固: この場合だと販売枚数とはニアリーイコールだけど、投票の形式をとることでもうちょっとマイルドになっていたと思う
敷居: ははあ。んで、現在は結局どうなったわけ? 僕が聞いた話だと選択に「全員」が追加されたって話だけど。
sei: アイマスモバイルで投票、ってかたちに最終的にはなったよね。
婿固: ただしスマートフォン持ちの人は投票できない
はじC: 選択肢fくらいまであったよね
Dame: 公式も0918の時点では3人ユニットでの選抜レース、までは明言してるんだな
htp://765pro.jp/news.html#100918_2
敷居: あー、そうなったんだ。
sei: 【歌唱ユニット候補一覧】

●ユニット候補A 「MASTER ARTIST 2 01-03」(春香・響・美希)
●ユニット候補B 「MASTER ARTIST 2 04-06」(真・千早・貴音)
●ユニット候補C 「MASTER ARTIST 2 07-09」(雪歩・真美・やよい)
●ユニット候補D 竜宮小町(伊織・あずさ・亜美)
●ユニット候補E 社員(小鳥・律子P・プロデューサー)
●ユニット候補F 765プロみんなで合唱(アイドル・プロデューサー・社員一同)

sei: ここから選ぶようになった
敷居: なった、ということはそれ以前はそうじゃなかったってこと?
ぶー: ユニット追加もやっぱり急だったので、なにかの画像素材がABC3組しかなかったというおはなしは聞いた(未確認)
tai: へー
YSYK: 当日発表じゃなかったことだけは確か>投票形式
伯爵: ソースはわからないけど、僕のまわりだと結局合唱になったのかよってのはみんないってたと思う。
敷居: ううむ、これだけ集まっても正確な情報が集まらないとは。
sei: 新春ライブでプロデューサーの声を収録って話がでてたよね
大工: ああ、ユニットFをみてズコーって思ったのはあった、それ以前の情報はTwitterでのTLくらいしか見てなかったので知らないけど
ぶー: Amazonのところにもかいてあるね<新春ライブ
敷居: 何か話をしようにも、これだけ情報が錯綜してちゃ話しようがないな。
YSYK: この件は、噂の収束しない具合自体が、状況として大切な気がする。もともとはゲームショウの発表と公式の各種サイトかな
sei: コロムビアでは現状こうなっている。

THE IDOLM@STER 2The world is all one !!
COCC-16443 税込¥1,300(税抜価格\1,238)
2011年2月9日発売予定
収録予定
The world is all one !!M@STER VERSION)」歌:765PRO ALLSTARS
(ヴァージョン違いを複数収録いたします)  
※2011.1.10新春ライブにて歌唱メンバーを発表いたします

はじC: それともどこが初出かもよくわかんないのかな。
敷居: ですね、噂としてはこれとこれ、はっきり情報が確認できるのはこれとこれみたいに。
tai: 公式に出てるのは「歌唱ユニット選抜レース」という言葉だな。
伯爵: サイトの発表をうけて、同期のIRCチャンネルだと結構喧々諤々で話してた記憶はあるんですけどね。ただ、僕は比較的冷静にそれをみてたので、情報源を明確に覚えてないなあ。

単身ソロ活動を展開しております、弊社所属アイドルの待望のソロアルバム「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON-」が
所属レコード会社様(http://columbia.jp/idolmaster/)よりリリース予定。

10月20日3タイトル同時発売予定「01 天海春香」「02 我那覇響」「03 星井美希」、
11月17日3タイトル同時発売予定「04 菊地真」「05 如月千早」「06 四条貴音」、
12月15日3タイトル同時発売予定「07 萩原雪歩」「08 双海真美」「09 高槻やよい

また同時発売の3人をユニット候補と見立て、シングルCD「The world is all one !!」の歌唱ユニットを決める選抜レースがスタート! 選抜方法は所属レコード会社様(http://columbia.jp/idolmaster/)にて後日発表。歌唱ユニット選抜結果は、1月10日のライブにて発表!

敷居: 正確な情報が確認できるのは↑くらいってことでFA?
tai: CDのリリースにあわせて選抜が行われる。ただし選抜方法は不明、だな。↑の情報だと。
伯爵: 今その周辺のログで確認したのは、選抜方法どうこうは分からなかったですけど、選抜はともかく公式が勝手にユニット決めんなよって意見がありましたね。
tai: あああ、なるほど
伯爵: 面白かったのはAKB厨もないわーっていってることですねw
sei: えーw
ぶー: wwwwwwww
Dame: そこまで言われるシロモノだったのかwww
tai: それはどういうこと?
伯爵: AKB好きだけど、アイマスの今回のCDの売り方ひどいよねって感じ。
tai: いい落ちがついたwww


<まとめ>
AKB商法周りに関する事実関係等の整理。
最初に記述があったのは765プロ公式サイト(765pro.jp)のリニューアル時のこと。MA2シリーズの発売に合わせ、同時発売の3人をユニットとして歌唱ユニットを決める、とのアナウンスがなされた。
この時点では選抜方法は未定。その後9月18日、TGSにおいても同様のアナウンスがなされた。
TGS直後の混乱の中で、CDの販売枚数による選抜が行われるだとか、あるいはCDを購入したら中に投票用紙が入っているなどの情報が飛び交い、このへんで「AKB商法」という言葉が出てきた。MA2の発売延期はCD販売による投票形式をとりやめにするためだ、という話もあった。おそらくこのへんは「CD販売に合わせてユニット選抜」という言葉を深読みしすぎたゆえに生まれた憶測かと。
結局、選抜方法はアイマスモバイル公式サイトにおける投票という形式に落ち着いた。
MA2の同時発売組の三人ユニットに加えて竜宮小町765プロ全員などの選択肢が追加され、投票結果の発表は1月10日のライブにて発表、ということに。

座談会補足その2:ファンのアイマスとの「付き合い方」

大工: オリコン11月3週分アルバム売り上げでMA01〜03は6500〜6700枚だそうで、思ったより売れてんジャン
http://www.oricon.co.jp/search/result.php?kbn=ja&types=rnk&year=2010&month=11&week=3&submit5.x=25&submit5.y=7
ちなみに最近のとしてMA2Prologueが8353枚、MSSpringが8485枚、MSWinterが11169枚、DS00が7052枚、DS01が7667枚、DS02が7152枚、DS03が7617枚。
ぶー: ふむ。
大工: くらべると減ってるのは確かだな、ちなみにわた春香さん+やよいのMS01は9682枚。ミキ的にはMS06は10051枚だった。そうするとまあ個別アルバムとして健闘したとは言い難いんだけど、Prologueが8000枚超えて売れて、Springとももともと差がないというのは、やはりコンテンツ寿命としての自然減要素が強い感じがする
大工: あと07年のMA01は7013枚だったようだ。やよいは8210枚。ミキも7037枚。ソロアルバムとして見ると、まあ誤差の範疇だという解釈も出来る。
ぶー: 当時やよいのだけ売り切れてた事を思い出すなど……
大工: やよいと春香、なぜ差がついたのかネタがあふれんばかりでしたね。
ぶー: はるるんのMAの方が好きだったんだけどなぁ。
大工: iは春香さんバージョンが一番好きだな。悲しみよこんにちはもよかったし。
ぶー: YOURSONGの音源がちゃんと聴けるのは待ち望まれていた。
大工: 一方でI Wantは別にまあフーンというのにくらべてキラメが強すぎた。
ぶー: まあ仕方ないね。
大工: つまるところ、ソロCDはずっと7000前後だから影響は薄いと見ることは可能だけど、逆によりポジティブな要素を見出すことは不可能。Prologueは思ったより売れてる、ただしゲーム本編発売前の販促要素としては十分な結果を出していない。不買や広報戦略失敗による影響は限定的であるにしろ、積極的な購買層拡大はできず、現状維持的な結果となっている……って読みになるのかなあ。
tai: そこでこのアンケートですよ。
大工: ちなみにMoMでも9885だから、総決算だからといって売れるわけでもない。V4Uで12255。これが最大値かな。
tai: 876+765は?
大工: あった、Vol01で7789だ。うれてねー。
tai: うれてないなー。まあ適正規模なのかもしれず。
ぶー: まあそんなもんだろうなぁ。
大工: Vol02は8641、なぜ差がついたのか。

このへんの話は、具体的なデータをそろえてみたらある程度違う感触になったとのことです。売上枚数を見やすくまとめてくれている記事があったので、こちらもあわせてご覧ください。

tai: 圧倒的にゲームをする人間が多いわけだが、このアンケートだと、ゲームする人間でも6人に一人はCD買わないから。
大工: うん。
tai: そこで仮説があるのだが、ゲームしないけどCD買うって人間がなんと全体の1割もいるのさ。これがわりとアイマスのキモ春香さん、もといキモ層だと思っていて、そこまでがつがつチェックしてないけど、あとから追っかけてくる層だと思われるわけ。
YSYK: アイマスですら、ゲームとしては難しすぎてついて行けず、音楽や周辺だけを追いかけている、と言う人も、無視できない割合で存在しそうです。
tai: だから3週にわたるベストアルバムとかだと1週目をあとからかったりということが起きそうという仮説。
tai: そうそう、けっこういそう>周辺で追いかけている
大工: NBGIのサウンド聴くのが、という人は一定数いそうな気はするね。
伯爵:ニコマスPでも箱とゲーム買う余裕はないけど、CD買うってのはありうるかなと。
ぶー: CDなら手をだせるってのはあるね。
伯爵: 箱はアイマス専用機って人も多いくらいだし。
YSYK: そういう人で、PSP買ったDS買った、というのはよく聞く。特にDS中古激安だから。
伯爵: 僕0903デビューなんで、SPから入ったってのが多いし、箱は敷居たかいですからね。
大工: 箱は専用機になりがちだよなあ。
YSYK: ゲーマー専用機だもんな、箱
伯爵: ちょっと思ったのは、PS3も似たような感じだけど、もし完全版がPS3で出すならアニメ化してBDを一緒にだすってのがなんかPS3の有効活用っぽいw
tai: 話がそれたですが、このCD買ったらなんとなくおっかけられる感っていうのは非常に大事だとおもう次第であります
伯爵: CDって、ライブの物販でもうれますもんね
YSYK: CDとコミュ動画だいたい見たら、状況はほぼ分かるもんな
伯爵: ゲームほどじゃないけど、パスポート的な意味合いはある気はする。特にニコマス層だと
tai: そうそう。箱のコミュとダンスが最高なのは間違いないがハードルが高いのでCDとPSPでなんとか、みたいな層は確実にいてそこで裾野が広がったというかそんなイメージ。
YSYK: SP、3本合わせると、シリーズ全体では一番売れてる
tai: スターは傑作
伯爵: 個人的な感想でもあるんですけど、ニコニコの画質から入った人が箱を買ってHDMIで繋いでみるのって、すごいオーディオルーム作って満足するってのと近いところがあるかもって。比較的新しい層だと。
YSYK: もう、ニコの方が「Live」で、ゲームは過去の録音、か
伯爵: その意味で2はリスタートなんで、感覚的には違うんでしょうけど。そういう意味合いは一連の騒動で薄れちゃった気がする
tai: 消費行動がそこまで変わるかなってのはあるね
YSYK: 箱が突然値下げでもされれば、また影響が出るだろうけど
tai: ゲームなんだけどゲームする習慣が無いファン層を抱えるゲームの宿命かもしれない
伯爵: 特に後追い層は07年からバリバリって層とは違う気がするんですよね、うちの同期chとかで話してると
YSYK: オフに出ていると、顕著に感じますが、2009年以降デビューの人は、年齢層が目に見えて下がっています。大学生が大半で、高校生もよく見る。20人くらいのオフで、30代が私一人なんてことさえあった
ぶー: そうなのか
tai: へー
伯爵: うちの同期だと20代後半と20代前半がきっぱり分かれてる感じ
YSYK: PVの人が少ないのは、投資に耐えられる経済力がある人が少ないのも大きいんじゃないかと
伯爵: アラサー世代と20代前半だと大分感覚違うかなあ。後、若い人もすごい積極的に金払う奴は払うけど、投資の意味合いも違うような気はします
ぶー: まあ07年初期なんか完全に大人の遊びだしのう
大工: ぼくで一番若い層ってくらいだったもんなあ
YSYK: VideoStudio9は偉大だった
tai: 2010年スタートの24人でみると、ゲームもしないし関連商品も買わない人が一番多い。10人もいる。これは面白い
ぶー: ふむ
YSYK: 確かに、比率が逆転している
tai: これから追っかけます的な感じなのかもしれないですが興味深い。伯爵のいってたことをヒントにすると、そういう人たちは箱を買った時点でアイマスに定着するのかもね
YSYK: アーケード層と、それ以降の層の間にも、断絶があるなぁ。アーケード層が極端に積極的に見える。そういう人しか残ってないんだろうけど
tai: 僕も経験ありますけど、アーケードって常に前線に出てないと楽しみを逃すというか。今カード筐体が増えて特にそうなのかもしれないけど、いんふぁいたーというか狩猟民族的な人じゃないと長く続けられない気がします
YSYK: リアルタイムでしか楽しめないから、積極的でない人が残る余地自体が少ないのかな。古いゲームを後追いでプレイするのは至難だし
tai: たぶんそこにニコニコとの邂逅があって後追いしやすくなって今があるのかなと
伯爵: アーケードはゲーセンっていうハブに行かないといけない時点でハードルが高いですからね。一方で箱とニコニコがあればどこからでもハブにつながれるし
伯爵: そういえば、最近ニコ生でぷよぷよをよく観てますけど
tai: ふむ、ぷよぷよ
伯爵: ニコ生ってある意味アーケード的な楽しみ方ができるなあと。スパ4とかもそうだけど、ustreamとかニコ生使えるのって強いよなあと
YSYK: ゲームプレイ実況、それも、対戦ゲームか
伯爵: アイマスは動画リクエスト生はあるけど、ゲームはオンラインなくなるからなおさら難しくなっちゃう
tai: だよなぁ
伯爵: ニコ生っていうみんなでゲームみて楽しめる場ができたのに、それ活かせないってのは意外に大きいかも
YSYK: 対戦台を後ろから眺めつつ、しかも、会話までできる、というのは強いな
伯爵: ぷよぷよとかだと、「それ全国大会の決勝だから!」みたいなカードが深夜に突然始まったりw
YSYK: そんなもの、昔は、本当に大会に顔を出さないと見られなかった
伯爵: そういう周りでゲーム見てるだけで盛り上がれるってのも、アイマスをゲームとして考えるとき、特に外に向けてアピールする時とかは重要だなあと
YSYK: ただのプレイ実況は出来ても、対戦は、もう、出来ないもんなぁ……
伯爵: いきなり頂点Pに対戦挑めて、それがニコ生でみれるとか、今のニコニコのプラットフォーム的には熱い展開が不可能なのはね。
YSYK: 対戦出来るだけで、面白さが大幅に上がる。
伯爵: まあ僕の意見はゲームをやるより、見るのが好きな人の意見ですけど。