Appleは19日付けで、Mac OS X/Mac OS X Serverの旧バージョン向けのアップデートを公開した。ソフトウェア・アップデートおよび同社Webサイトから入手できる。

OS X Lion アップデート 10.7.5

OS X Lion アップデート 10.7.5」は、すべてのOS X Lionユーザーに推奨。Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは1.14GB。

Macの安定性・互換性・セキュリティが向上するほか、セキュリティ機能Gatekeeperが追加される。また、次の修正も含む。

  • Launchpad内のアイコンの配置が再起動後に変更される問題を解決
  • iMac(Late 2009以降)のWi-Fi信頼性を改善
  • Spotlightを使ってSMBサーバを検索するときの問題を解決
  • Active Directoryサーバに接続する際の互換性改善

これまでのOS X Lionアップデートすべてを含む「OS X Lion 統合アップデート 10.7.5」も公開されている。そちらのファイルサイズは1.91GB。

OS X Lion Server アップデート 10.7.5

OS X Lion Server アップデート 10.7.5」は、すべてのOS X Lion Serverユーザーに推奨。Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは1.22GB。

サーバの安定性・互換性・移行機能・セキュリティが向上するほか、以下のような修正が含まれる。

  • 共有ポイント設定変更時のSpotlight索引の保持
  • Open Directoryマスターの作成と接続
  • パスワード認証の信頼性向上
  • ソフトウェア・アップデート・サーバでのソフトウェア・アップデートの自動ダウンロードと有効化
  • 「システムイメージユーティリティ」で作成したNetRestoreイメージの起動の信頼性向上
  • 「プロファイルマネージャ」でのモバイルアカウントのモバイル同期頻度の設定
  • Xsanメタデータコントローラをクライアントに変更するときの信頼性向上

また、これまでのOS X Lion Serverアップデートすべてを含む「OS X Lion Server 統合アップデート 10.7.5」も公開されている。そちらのファイルサイズは1.99GB。

Snow Leopard向けセキュリティアップデート

Snow Leopard向けアップデートは、「セキュリティアップデート 2012-004 (Snow Leopard)」とサーバ向けの「セキュリティアップデート 2012-004 (Snow Leopard Server)」の2種類。いずれも適用によってセキュリティが向上し、すべてのユーザーに推奨とされている。