図1  J:COMくらしのナビゲーションのホーム画面
図1  J:COMくらしのナビゲーションのホーム画面
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図2 主なサービスの内容
図2 主なサービスの内容
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図3  J:COMタウンの画面
図3  J:COMタウンの画面
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 ジュピターテレコム(J:COM)は2012年12月12日、東京都世田谷区・狛江市および大阪市の一部に居住するJ:COMユーザー約500世帯を対象として、暮らしのサポートサービス「J:COMくらしのナビゲーション」のトライアルを開始すると発表した。

 このトライアルでは、タブレット端末(Sony TabletのSシリーズ、9.4インチ)を無料で貸し出す。タブレット端末上で買い物や家事代行、ニュース閲覧、地域情報、健康サポートなどのアプリケーションを利用してもらう(図1図2)。商品やコンテンツの購入代金、サービスの提供者が提供する有料サービスについては、利用に応じて料金が必要となる。

 買い物や家事代行の予約手配アプリの「J:COMタウン」では、15社のサービスを利用できる(図3)。「トライアルを通して使い勝手等を検証し、サービスパートナーを増やしていきたいと考えている」という。このほかにJ:COMの多彩な映像コンテンツをタブレット端末で楽しめる「Xvie」や、「ニュース」「地域情報」などのカテゴリーから27種類のアプリを利用できる。

 端末の初期設定はJ:COMのスタッフが行い、タブレットの利用方法についてもきめ細かく説明する。不明な点は専用のサポート電話で対応する。今回のトライアルサービスの結果を踏まえ2013年5月以降、他のサービスエリアでの提供および商用化を検討する。

 J:COMくらしのナビゲーションの操作画面は、イッツ・コミュニケーションズの協力のもと、新たにJ:COM仕様のインターフェースを開発した。タブレット端末の操作に不慣れなユーザーにも簡単に利用してもらえるように、サービスの入り口となるアイコンを大きく、見やすくした。タブレット端末をテレビのリモコンとして使用できる「タッチパネルリモコン」は、タブレット端末の提供元でもあるソニーマーケティングに開発を委託し、「簡単なタッチ操作で快適にTVを視聴できる便利なサービス」を実現した。

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