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楽天の三木谷浩史社長は12日、日本経済新聞に対し、インドネシアで開設を準備している仮想モールについて「（日本の）春にはサービスを開始できる」との見通しを明らかにした。新たな海外展開として米国に開発拠点を新設するほか、モール事業では「欧州を強化する」と述べた。中期的に楽天グループの流通総額を約10倍の30兆円に引き上げる意向も示した。
インドネシア企業のグローバルメディアコムと合弁で設ける通販サイトについて「流通規制の調整などにメドをつけ、人口2億超の多様なニーズを取り込む」と強調。「同国の事業を立ち上げたうえで（周辺国にも）出ると思う」と語った。
”— 「インドネシアの仮想モール、楽天『今春に開始』」, 日本経済新聞（朝刊）, 2010年1月13日.