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高津区版 公開:2016年6月24日 エリアトップへ

意見広告・議会報告

志高く真摯に市政へ 市政リポート【11】 水素エネルギーの活用、溝ノ口駅からスタート 川崎市議会議員 さいとう伸志

公開:2016年6月24日

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水素エネルギーの活用、溝ノ口駅からスタート

 川崎市議会の第2回定例会が6月21日に閉会しました。私は20日に一般質問に立ち、「自立型水素エネルギー供給システムH2One」と「上作団地前・上作延バス停留所の乗車対応」の2点を質問しました。

溝ノ口駅に最先端技術

 南武線・武蔵溝ノ口駅に水素エネルギーを活用した自立型水素エネルギー供給システム「H2One」が導入されます。これは、世界初、川崎生まれの太陽光発電と水素を活用して、発電するシステム。「電気エネルギーの長期保存」「自立して電気と温水を供給」「簡単に素早く設置可能」という特徴が評価されていて、鉄道会社としては全国で初めて溝ノ口駅に導入が決定しました。設置時期は2016年度中です。

 中でも注目したいのが、自立してエネルギーを供給できるので、災害時に強いということ。昨年11月に災害が発生したと想定して行われた稼働実証実験では、300人規模の必要電力や温水が、1週間にわたり安定的に自立供給できることが確認されたそうです。

 さらに、溝ノ口駅では環境に配慮した「エコステ」事業も行われます。照明のLED化や高効率空調機器を導入することで省エネに。エコを実感するために、駅利用者向けのエコ表示盤や、木材などの自然素材の活用、緑化も実施されるとのこと。

 この川崎発の先進的で素晴らしい取り組みの全国展開のために、川崎市がリーダーシップを発揮するよう、強く要望いたしました。

上作延の市バス問題

 市バスの宮前区神木本町方面から溝口駅に向かう路線において、平日の朝ラッシュ時は酷い混雑状況です。上作団地前と上作延バス停留所では、利用者が乗車できずに、満員通過する状態が慢性化しています。市は6月から対策に乗り出し、案内整理員を配置。9月からは車外清算機を設置して降車口から乗車できるようにするとしています。しかし、これらの対策は、バス車内の後方に乗客を詰めるだけのもので、暫定的な措置で抜本的な対策とはいえないと思います。

 そこで私は市当局に対し、思い切った提案をしました。朝のラッシュ時には、空いている反対の路線を活用した、ほかの駅への新規路線の検討。そして現在整備中の溝口駅南口ターミナル完成後のバス増便です。市当局からは私の提案をふまえ、バス便のダイヤ改編などの見直しを考えていきたいとの回答を得ました。

水素エネルギーの活用、溝ノ口駅からスタート-画像2

斎藤 伸志

川崎市高津区上作延201-101

TEL:044-982-0194

http://shinjisaitou.jp/

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