ソニー有機ELTV撤退と日本の落日総崩れ(日本の自動車会社)

2012年01月09日

1000兆円もの借金と成人

20歳になったとして成人式が「祝われて」いますが、彼らにのしかかる1000兆円と毎年50兆円もの新しい借金を目に前にして本当に「祝って」よいのでしょうか?

消費税を10%に引き上げましても税収は精々10兆円しか増えません。
不足しているのは50兆円であり、この50兆円分の税収をあげようとすれば25%もの消費税を引き上げて30%の税率にする必要があるのです。

しかも、この30%の消費税率にしましても、今までの1000兆円の借金は減りません。

この1000兆円はそのまま残りますが、日本は今人口が減り続けている社会であり、かつ貯蓄率もマイナスに落ち込んできており、もはや誰が考えましても、日本の借金は減らすことが出来ない、限界点に来ていると言えます。


ギリシャはまだ限界点に達していない中、国家破産しましてもまだ再建は可能ですが、日本はあらゆる面で限界点を超えてきており(人口減少、貯蓄率マイナス、貿易赤字、財政赤字、高齢化)、もはや打つ手なしという状態になっています。


今、成人式を迎えた若者が絶望する時代を早急に改善するには、日本は「決断」するしかありません。

今ある「富」と「借金」を相殺することです。

これが政治の責任と言えます。


nevada_report at 10:14│
ソニー有機ELTV撤退と日本の落日総崩れ(日本の自動車会社)