日本HP、Xeon E7ファミリー搭載のサーバ群を発表――ヴイエムウェア製品のOEM提供も開始

日本HPは最新のXeonプロセッサを搭載した ProLiantファミリーを販売開始する。コア数とメモリ搭載量が増え、仮想環境のライセンスコスト削減に寄与するという。

» 2011年05月12日 14時36分 公開
[石森将文,ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は5月12日、Xeonプロセッサ E7ファミリーを搭載するx86サーバ「HP ProLiant サーバー」を発表した。今回追加するのは3機種となる。またヴイエムウェア製品のOEM販売を開始する。

 今回発表したサーバ製品は、ラックマウント型の「HP ProLiant DL580 G7」と、ブレード型の「HP ProLiant BL620c G7」および「HP ProLiant BL680c G7」となる。 従来のXeonプロセッサ 6500/7500番台搭載機種に対してコア数が最大10コアまで拡張されており、仮想環境におけるソフトウェアライセンスコストの削減を見込めるという。32Gバイトメモリのサポートにより最大メモリ搭載量も2倍となる。

 なおOEM提供を開始するのは、クラウド環境向け運用管理ツール「VMware vCloud Director」、仮想環境のセキュリティ機能を提供する「VMware vShieldファミリー」、VMware vCenterのキャパシティ管理機能を拡張する「VMware vCenter CapacityIQ」となる。

 価格はDL580 G7が161万4900円から、 BL620c G7が114万円7650円から、BL680c G7が229万1100円から。 vCloud Directorは44万5200円、vShieldファミリーは14万9100円から、vCenter CapacityIQは22万2600円となる(すべて税込価格)。

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