kogame2004のブログ

電子工作+プログラミング、書道が好きな中学一年生。 小3より各種ワークショップで色々な体験をしているうちに電子工作+プログラミング(フィジカルコンピューティング)に興味を持ち、現在に至ります。RaspberryPiでのもの作りは小4の4月から始めました。

7月OtOMO寺子屋  「小学生からはじめるわくわくプログラミング2」 ☆発売記念ワークショップ☆

今日のOtOMOは、「小学生からはじめるわくわくプログラミング2」の著者 倉本大資さんによる記念ワークショップだった。

今回のテーマはわくプロ2の内容の「繰り返し模様」から発展させて作品を作り、倉本さん持参の小型プリンタで実際にその製作した作品を印刷することだった。

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僕は虹を飛ぶフライキャットにしてみた。
そのうちの一つが下記の虹色の背景にいるScratchCatで、僕は3パターン作った。
Scratchで細かい点(7700個)をスタンプで描いて、モデルのScratchキャットフライコスチュームをスキャンして、スキャンした所に点でできたScratchキャットフライコスチュームを作った。

点の間隔を変えることによって、点の流れが十字にみえたり、クロスの流れにみえたりして、見え方が変わったのが面白かった。

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みんなそれぞれ全く違うしおりが出来上がった。

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そういえば、今日のOtOMOミーティングの中で、わくプロ1で響かなかった小学校の子供たちが、わくプロ2だと響いて面白がっているという話を聞いた。

家に帰って、「小学生からはじめるわくわくプログラミング2」の中を見てみて、わかる気がした。

わくプロ1では、国語、算数、理科、社会、音楽、体育と教科と教科の境があり、壁があるような感じを受けるが、わくプロ2では、すべてに図工が入っていて、みんなが好きな「図工」という共通点がある感じがいいと思った。

「総合×図工」「算数×図工」「理科×図工」「音楽×図工」という風に全部、図工と組み合わされている。しかも、わくプロ1に比べると、その表示が小さい。

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わくプロ1のように、国語、算数、理科、社会などと教科が大きく表示されていると、どうしても勉強ぽい感じがしてしまう。はっきりと教科と教科の区切りがあるから、自分の好きな教科には目が行くけれど、自分が好きではない教科には目が行かない。

たいがいの子供たちは、図工が好きなので、図工が組み合わさっていると、どの教科でも親しみやすい、楽しい感じを受けるのではないかと思う。
わくプロ1に比べると、Scratch2.0に変わったこともあり、難易度が上がったというようにも感じる。

わくプロ1とわくプロ2は、なんか使い方が違う気がする。
僕がみた感じだと、わくプロ1とわくプロ2の色々な所を組み合わせて、すすめていくといいと思った。

わくプロ1は、簡単と難しいの間くらい(中間くらいから緩やかに難しい所へあがっていく感じ)の本で、わくプロ2は、簡単から難しいまで、難易度が急にグーンと上がっていく感じ(低い所から一気に高い所へあがる感じ)がした。

わくプロ2は、今まで知らなかったこと、知りたかったことが一杯でとても楽しい。
充実した内容だと思う。

シリーズの2冊目だけあって、色彩も豊富で明るいイメージなのがいいと思った。 Scratch2.0とScratch1.4の違いもあるので、わくプロ1のScratch2.0対応があるといいのではないかとも思う。


わくプロ1は、わくプロ1で、物語メーカーとか面白いものが一杯あるので、やはり2冊ともやってみるのがいいと思う。わくプロ1は、ちょっと固いイメージがあるかもしれないけれど、やってみるととても楽しい。 わくプロ1から始めても、わくプロ2から始めてもどちらでもいいと思うけれど、やっぱり両方やってみるのを僕はお勧めします。


著者の倉本大資さんと

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