SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

食べログ報道後、女性のクチコミ情報の好感度は大幅ダウン【ステマについての調査】

 PR TIMESは、レストラン情報サイト「食べログ」でのクチコミ代行業者の問題が報道されてから、クチコミ情報と「ステルスマーケティング(ステマ)」についてどのような意識の変化があったかなどを調査した。対象となったのは、10~50代の一般男女500名、広告関係者200名、2ちゃんねらー(「2ちゃんねる」に継続投稿するユーザー)100名の計800名。

 男女別にクチコミ利用の多いサイトを見てみると、男性は「価格.com」(77.1%)が最も高く、「amazonのカスタマーレビュー」「楽天市場のレビュー」が49.0%で同率2位。女性は「楽天市場のレビュー」(64.2%)が最も高く、「価格.com」「amazonのカスタマーレビュー」と続いている。

「インターネット上のクチコミ情報を見て、買う(利用する)ことを決めた、もしくはやめた」
サイトはどのようなサイトの情報ですか(複数回答)
「インターネット上のクチコミ情報を見て、買う(利用する)ことを決めた、もしくはやめた」サイトはどのようなサイトの情報ですか(複数回答)

 食べログ報道の前後でクチコミ情報への信頼性は揺らいでおり、特に女性の場合、報道前には83.0%がネットのクチコミ情報に好意的な認識をもっていたが、報道後にはそれが56.3%と一挙に26.7ポイントも数を落としている。

 どのような事例を「ステマ」と認識するかについて、一般男女、広告関係者、2ちゃんねらーで比較したところ、「店側が、客を装って店に列を作る“さくら”を仕込む」「専門家ブログを装って、掲載記事で特定企業の商品を褒め続ける」「芸能人ブログで、対価の受け取りを公表せずに個別商品をお気に入りと偽り紹介する」は、三者とも同様の割合で「ステマ」だという認識を持っていることがわかった。

 一方、「対価の受け取りや商品提供を明示したうえで、個人ブログで特定の商品を紹介する」「芸能人が出演TV番組で、出演料以外の対価を受け取らない状況で個人的に気に入っている商品を絶賛する」については、広告関係者の約2倍の2ちゃんねらーが「ステマ」であると認識している。

 

【調査概要
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
調査期間:2012年2月17日~27日
調査対象者:
・10~50代の一般男女500名(10代~50代男性各50人、女性各50人)
・広告関係者200名(男性153人、女性47人)
・2ちゃんねらー(匿名掲示板サイト「2ちゃんねる」に継続投稿するユーザー)100名(男性60人、女性40人)の計800名

【関連記事】
「食べログ」でのクチコミ代行業者、昨年末で39社
フェイスブックのクチコミの信用度は、「リアルなクチコミ」に次いで2位
「ステマ」に関するブロガー意識、「中立」が4割超
ニコニコ動画で「ステマ祭り」開催
食べログが携帯電話番号認証を導入、点数算出アルゴリズムを変更

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/03/19 13:20 https://markezine.jp/article/detail/15384

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング