育児環境の急激な変化により、日本の子育て環境は問題が山積みです。そんな中、問題解決に役立てる、日本が世界に誇れる母子手帳をと、博報堂生活総合研究所が『新・母子手帳』を開発しました。

Twitterおよびホームページからの投稿を通じて、寄せられたみなさんの声を取り入れて作られたというこの母子手帳は、表紙も中身もとってもラブリー。既存の母子手帳にある固いイメージもなく、成長記録など、書いていて楽しくなりそう。

この「新・母子手帳」は見た目だけではなく、機能も充実しています。博報堂生活総合研究所では「5つの強化機能」として提案。その5つの機能をご紹介します。

1「健康カルテ機能」

子供の健康に関する記録ページを改良し、お母さんも医療機関も使いやすく

2「必見必読機能」

全てのお母さんが知っておくべき最低限の情報を見やすく表記

3「癒し励まし機能」

寄せ書きページや育児の名言などを載せ、育児を頑張るお母さんを励ます

4「育次機能」

お子さんが親からもらって嬉しい、メッセージページなどが充実

5「男女共育機能」

お父さんの協力を促し、育児参加しやすくさせる機能

など、5つの強化機能を提案しています。

例えば、「健康カルテ機能」では親の記入欄と医療機関の記入欄でページごとに色分けがしてあるなど、分かりやすいデザインに。「必見必読機能」ではキーワードと平易な文章で必用な事を読みやすく解説しています。また「男女共育機能」では男女で育児が当たり前になりつつある現代を反映し、お父さんの育児を後押しする、「パパの心得」を書いたページもある。と、どれも実用的で使いやすいものばかり。

母子手帳って、赤ちゃんのときに使うだけのも。というイメージがありますが、小学校に入ってからも、病院で母子手帳を持ってきて下さいと言われることや、妊娠出産したときに、自分の母子手帳を読み返して参考にしたりと、実はとっても長いお付き合いをするものなのです。

大きくなった我が子にこんな可愛い母子手帳をプレゼント。なんて、ちょっと素敵かも。

(文=山田マヤ)

協力:博報堂生活総合研究所