パラグアイのサッカー試合で全選手退場に、審判が乱闘恐れて逃走

[アスンシオン 22日 ロイター] パラグアイで21日に行われたサッカーのジュニアリーグの試合で、対戦した両チームによる乱闘が発生したことを受けて、サブを含め両チームの全選手36人が退場処分となった。
試合は後半終了5分前、両チームの選手2人がレッドカードを受けたが、判定を無視して乱闘を続け、その後双方のチームと補欠選手まで入り乱れる騒ぎに発展した。
審判ら試合の関係者は、乱闘を収拾させようとせず、怖がってピッチから逃走。ただ、ホームチームの代表者は、選手らはチームメートや相手選手を止めようとしてグラウンドに出て行ったと指摘し、乱闘の当事者が誰か分からないために、36人全員を退場にするしかなかったと語った。

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