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 チャンネルAJER更新しました。
『現実を説明しない経済学①』三橋貴明 AJER2012.9.25(1)

http://www.youtube.com/watch?v=ZN91yrnvjJY

『現実を説明しない経済学②』三橋貴明 AJER2012.9.25(2)

http://www.youtube.com/watch?v=ftKTHWAlP_c

ガンガン行きますよっ!

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【10月16日(火)「東京都トラック協会ロジスティクス研究会の第1回オープンセミナー」】
http://www.ttal.jp/?p=1360
 日時:平成24年10月16日(火) 17:30~19:00

 会場:東京都トラック総合会館 7階大会議室
【10月21日(日)三橋貴明講演会のお知らせ「日本を救う経済政策はこれだ 米中露韓経済戦争と尖閣・竹島」
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_39.html#Noogata
 日時 2012年10月21日 午後2時30分から
 場所 ユメニティのおがた(JR直方駅徒歩3分)

【10月28日(日)経営者向けプレミアムセミナー「激変の世界経済の中で日本の経営者はどう判断すべきなのか!?」】
http://ideafactory.web.fc2.com/
 日時:2012年10月28日(日) 12時45分開場 13時~18時

【10月31日(水)「真冬の向日葵」刊行記念講演会・サイン会」】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_39.html#Obihiro
 演題:メディアの大罪がまた始まった
 日時:2012年10月31日(水)
   午後6時~午後8時(開場:午後5時30分)

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 凄まじい忙しさです・・・・(珍しく弱音)。銀英伝で言えば、バーミリオン会戦のミュラー、コードギアスで言えば、第一次ブラックリベリオンの藤堂といったところでございます。


 この多忙の最中に、(多分)週刊実話の連載が始まります。ついに「週刊連載」です。まあ、Klugやメルマガ系も週刊連載ですが、紙物は初めてでございます。


 本日はチャンネル桜「桜プロジェクト」 のキャスターのお仕事です。金曜日は15時30分から文化放送の「夕やけ寺ちゃん」 に出演します。翌土曜日は、チャンネル桜の「日本よ、今...「闘論!倒論!討論!」 」 に出演します。とはいえ、当日のわたくしは鹿児島で講演をしております(桜の「闘論!倒論!討論!」 の収録は木曜日なのです)


 しかも、すでにして「毎日原稿用紙80枚」が標準化しており、しばらくブログを更新出来なのでは・・・・などと思っていたところ、藤井聡先生や東・・・じゃなくて中野剛志先生などからネタを色々と頂戴しまして、しばらくはしのげそうです。2012年10月21日の福岡県直方市の講演「日本を救う経済政策はこれだ 米中露韓経済戦争と尖閣・竹島」の主催をして頂いている産経応援様からもご投稿を頂きましたので、順次、ご紹介させて頂きたく存じます。


 そういえば10月21日の講演のビデオメッセージ↓で、
http://ameblo.jp/sankeiouen/entry-11372359653.html
 麻生元総理がわたくしのことを「経済学者」と呼んでいらっしゃいましたが、厳密にはわたくしは経済学者というわけではないのでございます。公的な立場は、一中小企業診断士に過ぎません。
 まあ、麻生総理は「経済を語っている人たち」ということで、経済学者というカテゴライズをされているのだとは思いますが。


 さて、まずは政局がらみのお話から。


民主の離党予備軍、11日メド勉強会 山田元農相ら
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0600P_Y2A001C1PE8000/?nbm=DGXNASFS08018_Y2A001C1PE8000
 民主党の山田正彦元農相、川内博史衆院議員らは11日をメドに新たな勉強会を発足させる。先の代表選で野田佳彦首相(党代表)の対立陣営に所属した議員を中心に、少なくとも10人以上の規模とする構え。両氏は消費増税関連法の衆院採決に反対しており、党内では事実上の離党予備軍との受け止めがある。(後略)』


 元々、TPP断固反対の山田元農相達の「派閥」(グループじゃないです)は、民主党の代表選挙の前から離党予備軍でした。代表選の結果、野田氏が代表に再任され、すでに民主党離党の心づもりはしていたんじゃないかなあと思います。


 現在の与党陣営は、「あと8人」が離党すると、国民新党を含んでも過半数を割りこむ状況になっています。しかも、民主党の支持率の下がり方は半端なく、内閣支持率も改造直後にも関わらず、ご祝儀相場もない有様です。


 こうなると、民主党の議員が生き残る道は「離党して、『民主党ではない』ことを訴えて戦う」以外にはありません。総選挙がいつ行われるかは、別にして、元々、TPPや消費増税で野田執行部と相いれなかった山田元農相たちが離党するのは、当たり前すぎる選択と言っていいでしょう(まだ離党したわけじゃないですが)。

「ちょっと待て、その無所属は、民主党!」

 が増えるというわけでございますね。


 とはいえ、こうなると財務省の傀儡政権である野田政権は、ますます「一日でも長く・・・」という状況に陥り、秋の臨時国会が開催されないといったバカげた状況が起きかねません。まさかとは思いますが、何しろ民主党でございますので、何が起きるか分かりません。というわけで、離党予備軍の勉強会発足により、事態はますます混迷を深めていっているとしか表現のしようがない状況に至っています。


 ところで、財務省と言えば、IMFに財務官をもぐりこませ、IMFの「権威」を借りて増税を推進しようと何年も、何十年もしつこく努力を重ねて来た財務省でございます。くだらない工作をするくらいなら、国民経済を成長ささせるための知恵を絞りだせばいいのに・・・。税収も上がります。

 とはいえ、現実には相変わらずです。


消費税率「10%でも不十分」、IMFが指摘
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121009-OYT1T00857.htm?from=top
 国際通貨基金(IMF)は9日、世界各国の財政に関する報告書を公表した。日本について、消費税率を10%まで引き上げても、政府の債務を減らすには不十分と指摘した。その上で、「政府債務を削減する断固たる計画が必要」と強調した。
 記者会見したコッタレリ財政局長は、日本について「短期的には経済活動を支える必要があるが、財政の調整が行われないとリスクが大きくなる。中期的には消費税率はさらに引き上げが必要だ」と述べた。
 国別の財政赤字の国内総生産(GDP)比の見通しでは、日本の財政状態の悪さが際立っており、日本は2012年が10・0%、13年が9・1%で、いずれも最も高かった。米国も12年が8・7%、13年が7・3%と緩やかな改善にとどまる。ユーロ圏は、全体では12年の3・3%から13年は2・6%に下がるが、債務危機に苦しむスペインは12年が7・0%、13年が5・7%と高水準を見込んだ。』
 
 だから、「IMF」って誰ですか。IMFの中の「誰」が日本の内政問題である消費税に口を出しているのですか。
 IMFの役割はドルなどの外貨建て決済の問題を解決するはずなのですが、なぜ日本円建ての日本国債の問題に首を突っ込むのですか。
「日本の増税は足りない」
 などと無知蒙昧な発言をしているのは、IMFの誰なのですか。
日本名を教えて下さい、財務省さん。


 などと思っていたら、いきなり以下の記事。


日本は低金利ゆえ急激な財政再建の必要ない=IMF調査局長
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE89801920121009/
 国際通貨基金(IMF)のブランシャール経済顧問兼調査局長は、東京での記者会見で、日本の財政性政策と金融政策について、非常な低金利であるために財政再建を急いで進める必要はそれほどないとしながら、消費税の引き上げを評価し中期的な課題に取り組む必要性を強調した。 
 同局長は、「日本は多くの問題に直面している」と述べ、「外需の弱さ、デフレ、財政再建という3つの課題」を挙げた。財政再建については、「そのスピードが重要。財政再建による(マイナスの)乗数効果は、通常より強まっている。流動性の罠に陥っている先進国もあり、金融政策の効果が通常より期待できないため」と指摘、財政再建をあまり急ぐと世界経済にとって好ましくないとの認識を示した。
 こうした認識のもとで、日本についても、すでにゼロ金利状態が続き、金融政策の効果が薄いことや、低金利による利払い負担は小さいことなどから、急激な財政再建はかえって好ましくないとの考えを示した。そのうえで、日銀について「正しい措置をとっていると思うが、さらなるステップを取るべき」とした。一方で、政府についても構造改革を進めるべきだと指摘した。』


 後半や「消費税の引き上げを評価」の部分はヘンテコですが(構造改革・・・、って何?)、残りは完璧に正しいです。素晴らしい、IMF! さすがIMF! という感じでございます。(日本の財務官僚ではないIMF官僚は、最近は結構まとも)


 世界屈指の低金利である日本(現在0.77%)が、財政再建を急がなければならない理由がさっぱりわかりません。日本の長期金利が低いのは、デフレで民間の資金需要が不足してるためです(すでに100回以上、ブログに書いたと思います)。すなわち、日本の問題はデフレであり、財政問題ではないのです。


 現在の日本が財政再建のための増税や「政府の節約」を強行すると、マイナスの乗数効果が働き、財政は却って悪化します。そんなことは誰でも分かっているにも関わらず、IMFに出向している財務官僚のくだらない煽りにマスコミが乗せられ、政治家までもが、
「我が国の財政はのっぴきならない状況だ。消費税増税あるのみだ。いや、消費税を増税するだけでは足りないかも知れない」
 などと、無知丸出しの割にドヤ顔でメディアで語り、デフレ下の増税アゲイン!という、とんでもない状況に追い込まれていたのが我らが日本なのです。


 とはいえ、現在は「次期与党最右翼」である自民党が、
「消費税増税前のデフレ脱却を!」
 という、非常に真っ当な方針を公約化しようとしています(まだ、なっていません)。民主党の離脱組がどう動こうと、野田政権が臨時国会をどうしようと、どれだけ遅くても来年の7月には総選挙があります。


 その時に、「真っ当なデフレ対策」を公約にした有力政党に投票ができるように、わたくし達ができることは沢山あります。皆様、
「どうせ、自分一人が動いたところで・・・」
 などと思わないで下さい。皆様がたった一歩を踏み出したとき、全体では物凄いパワーが発生しているのです。今回の「安倍バッシング」に対するメディアの対応を見れば、ご自身たちがどれだけ凄まじいパワーを持っているか、そろそろご理解されたのではないかと思います。


 一歩を、たった一歩で構いませんので、踏み出して下さい。三橋貴明からのお願いです。


「たった一歩を踏み出そう!」にご賛同下さる方は、

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