昨年10月にロンドン市内で、第1回が開催された日本のポップカルチャーイベント「HYPER JAPAN LONDON」の第2回開催が早くも決定した。7月22日から24日までの3日間、ロンドン市内で開催される。 前回は初めての開催ということもあり、実際にどの程度の来場者が集まるか事前の予測が立て難かった。しかし。蓋を開けてみれば、3日間でおよそ1万3000人もが訪れて、ロンドンで開催されるこうしたイベントでは過去最大規模となった。イギリスでは日本のマンガやアニメは、フランスやイタリア、ドイツなど他のヨーロッパ諸国に較べてあまり人気がないとしていたこれまでに見方を打ち破るものとなった。
そうした実績から第2回となる「HYPER JAPAN LONDON 2011」は、会場を前回より大幅に拡大した国際展示場オリンピア2に移動する。オリンピアはロンドンを代表するイベント会場で、日本の東京ビッグサイトにあたる場所である。よく知られたランドマークであることに加え、交通のアクセスもよい。 さらに昼の長い夏、気候も快適なシーズンなだけに、前回を上回る動員を見込めそうだ。期間中のイベントや参加企業、チケットなどの詳細は今後発表予定だ。
「HYPER JAPAN LONDON」は、アニメやマンガ、Jポップや日本のストリートファッションなど日本のポップカルチャーにフォーカスした本格的なイベントを目指して始まった。現地で日本文化を中心にイベントや出版事業を行うイート・ジャパン/クロスメディアが主催する。 企業の視点からイベントを運営することで、ファンにとって満足度が高く、さらに日本の関連ビジネスの促進なども盛り込む。また、開催にあたってはオーセンティック(本物)を掲げ、海賊版でないリアルな日本カルチャーを届ける。