「団扇(うちわ)で脱原発」プロジェクトHP
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めざせ10万枚! 「団扇(うちわ)で脱原発」プロジェクト
企画説明とご協力のお願い
*周知にご協力いただければ幸いです(一番下にツィッターとフェイスブックへのリンク・ボタンがあります)。
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1.デモはこの夏が正念場
2.企画の概要
3.団扇(うちわ)のデザイン
4.賛同者と協力者を募ります!
(1)「関西二大祭り作戦」に向けたカンパのお願い
(2)全国展開に向けた協力者の募集
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《1.デモはこの夏が正念場》
6月11日に全国で一斉に行われた脱原発デモは、およそ7万人もの参加者を集める歴史的なデモとなりました。
直後に朝日新聞が行った世論調査によれば、「原子力発電を段階的に減らして将来はやめる」ことに74%の人々が賛成と答えています。これまでに全国各地で展開されてきた脱原発運動の成果の一つと言えるでしょう。
しかし、これで安心するのは早計に過ぎます。
このような脱原発ムードの高まりにもかかわらず、政財界を中心に原発推進派による巻き返しの動きが活発化しています。
世論に逆行するこうした動きを阻止するためにも、脱原発の意思表示をよりいっそう高めていく必要性を痛感します。
9月には、大江健三郎さん、鎌田慧さん、坂本龍一さん、瀬戸内寂聴さん、鶴見俊輔さんなど日本を代表する文化人の呼びかけにより、大規模な集会とデモが準備されています(「さようなら原発1000万人アクション」)。
心強い限りです。
しかし、9月では遅すぎるという懸念も拭えません。
電力需要のピークを迎える真夏日にかけて、電力会社を中心とした政財界が、「電力不足」を理由に原発の再稼働を求めるプロパガンダを大々的に展開することは目に見えています。現在、日本の原発は、全54基のうち19基(全体の約3分の1)のみが稼働していますが、このまま大掛かりな「計画停電」をせずにこの夏を越せば、電力は足りているという脱原発派の主張の信憑性がいっそう高まるからです。
したがって、脱原発デモはこの夏が一つの正念場になるはずです。
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《2.企画の概要》
そこで、京都を中心に脱原発運動に携わってきた私たちは、こんなプロジェクトを考えてみました。
要領はいたって簡単。
7月から8月にかけて各地で催される夏祭りや花火大会で脱原発のメッセージを込めた団扇(うちわ)を配る。
それだけです。
手始めに、地元京都の祇園祭で最初の風を起こします。その後、大阪の天神祭(7月24日、25日)でも脱原発ムードを扇ぎます。
とくに京都は7月15日、16日、17日と祇園祭の宵々山、宵山、巡行と三大祭りの内でも連日10万人を越える人々であふれかえります。
数十万人もの人々が繰り出すこの機会を利用しない手はありません。
とはいえ、町が人でごった返す時期に街頭デモをすれば逆効果になりかねません。
では、たとえば涼しげな浴衣姿でおシャレな「脱原発うちわ」を沿道で配ってみたらどうでしょうか?
たくさんの人が手にとってくれることでしょう。
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《3.団扇(うちわ)のデザイン》
「なんとなく」脱原発に傾き始めている最大公約数的な人々に向けて、団扇のメッセージも、比較的敷居の低そうなものを中心に集めてみました。
多方面でご活躍中のデザイナーさんのご協力を得て、デザインは5種類をご用意しました。
各デザインの詳細はこちら:http://d.hatena.ne.jp/uchiwa10/20110630/1309453755
「脱原発ポスター展」から3点:
◆ えっ? 足りてたの?(須永豪@survival_design)
◆ Power Shortage...REALLY?(@mipoko611)
◆ Let the wind blow.(Tsujikawa Fumitoshi@tjkw)
「あかいつぶつぶの絵」でお馴染みの柚木ミサトさんの作品:
◆ 「でんき」はたりてる/たりないのは「あい」(@pelukiss)
「脱原発メッセージ集」から厳選したフレーズ集:
◆ 脱原発メッセージ集 (royterek & tami)
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《4.賛同者と協力者を募ります!》
(1)「関西二大祭作戦」に向けたカンパのお願い
おかげさまで脱原発うちわの在庫がほぼ底を尽きました。
また、うちわ印刷代+諸経費に必要な資金も十分に集まりましたので、これにてカンパ&発注の受付を終了いたします。
カンパ&発注でご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
追って会計報告いたします。
(2)全国展開に向けた協力者の募集
私たちの当面の目標は関西二大祭りですが、同様の作戦が全国各地の夏祭りや花火大会でも展開されることを願っています。
これ以外のイベントでの作戦にご協力いただける方は、お気軽にご相談ください。
必要枚数の印刷費と配布要員さえご用意していただければ、印刷の発注等をこちらで行うことも可能です(デザイン裏面の修正等のご要望等も承ります)
発注先:gr@phic
円形うちわ(価格表):http://www.graphic.jp/lineup/offset/price/97/
連絡先:「団扇(うちわ)で脱原発」プロジェクト(赤尾)
tel: 070-5600-3611
mail: e.pithecanthropus @ gmail.com
[アットマークの前後スペースをツメル]
twitter:@royterek
会計報告
遅くなりましたが、「うちわで脱原発」プロジェクトの会計報告です。
カンパ及び団扇の発注をしてくださったみなさま、及び、団扇配りを全国で展開していただいたみなさまには、この場をもちまして改めて心より御礼申し上げます。
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カンパ(発注含む)総人数:137人(ただし、複数のカンパを一まとめに集めていただいた場合は、一人分としてカウントしています)
【1.収入】
カンパ(団扇発注代金含む)合計:1263184円
【2.支出】
① 団扇代(団扇12万枚の印刷費及び送料):1143714円
② 諸経費:119470円(電話代、団扇送料、駐車代、タクシー代、着付け代、チラシ印刷費、警察届け出代)
(内訳)
電話代(*):60620円
送料:33050円
着付け代:10000円
タクシー代:5220円
駐車代:6000円
警察届け代:4000円
チラシ印刷代:580円
*電話代については、プロジェクト発足前までの電話代平均を越えた分を主要スタッフに支給したが、経費を越えた分については自己負担とした。
③ 合計:1263184円
★メディアで取り上げられています★
本プロジェクトはこれまで、以下の各種メディアで報道されました。
◆京都新聞◆ 2011年7月13日
うちわで脱原発、風送る 中京の女性らがプロジェクト
◆毎日新聞◆ 2011年7月14日
メッセージ入りうちわ:京都から「脱原発」の風
◆しんぶん赤旗◆ 2011年7月16日
「原発なくせ」京から風を 団扇プロジェクト
◆京都コミュニティ放送◆ 2011年7月16日
【難民ナウ!】めざせ10万枚!団扇(うちわ)で脱原発〜祇園祭で配布中!
◆朝日ニュースター◆ 2011年7月21日
【ContAct】なぜ、ドキュメンタリーを撮るのか〜想田和弘監督インタビュー
(冒頭のニュース中で「団扇で脱原発・祇園際」)
→ウェブでも配信中:OurPlanet-TV
◆山口宇部経済新聞◆ 2011年7月21日
山口でも「うちわで脱原発」プロジェクト 県内の祭りで1万枚配布目指す
◆日本消費経済新聞◆ 2011年7月25日
脱原発でうちわを作成 各地の夏行事で10万枚配布
◆中国新聞◆ 2011年7月27日
うちわで脱原発訴え 広島
◆中日新聞◆ 2011年8月29日
脱原発の風起こそう 願い込めうちわ配布 愛知淑徳大の有志
ご協力いただいた皆様、ありがとうございます!
大阪天神祭大作戦終了!
おかげさまで、昨日、大阪天神祭大作戦終了いたしました。
初日はスタッフ15名程度で1万3千枚、二日目は10名程度で8000枚、計2万1千枚の脱原発うちわを二日間で配りました。
祇園祭では子供たち、天神祭ではおっちゃん&おばちゃんたちの底力を感じました。
うちわ配りの様子はこちら:
http://www.youtube.com/watch?v=RFynDF79zcg
ご協力いただいた方とともにご声援いただいた方には心より御礼申し上げます。
これで関西での大掛かりなミッションの大半が終了しました。
次(最後?)は8月6日(土)の淀川花火大会を予定しています。
詳細は追ってお知らせいたします。
山本太郎さんもパタパタ!
7月23日(土)に龍谷大学の大宮学舎(京都)で開催されたイベント「脱原発と再生可能エネルギー」で団扇配布させていただき、カンパにもご協力いただきました。厚くお礼を申し上げます。
なお、特別ゲストの俳優山本太郎さんから、サインとメッセージを頂戴しました。
「自分で涼んで。」
山本さん、ありがとうございます!
祇園祭大作戦終了!
祇園祭大作戦(7/14-17)を終えて。
うちわ配りを通して、原発や放射能について一番真剣に考えているのは子供たちだということを実感しました。
プロジェクト代表赤尾@royterekのつぶやきまとめ:
http://togetter.com/li/162330
【うちわが次々と奪われていく様子】(youtube)
http://t.co/BQV9aQr