日本オラクルは10月19日、「Oracle Solaris 11」の国内展開を発表した。機能強化のポイントは仮想化である。
日本オラクルは「Oracle Solaris 11」を“次世代の仮想化エンタープライズOS”と表現する(米オラクル シニア・ディレクター Shane Sigler氏)。「2000万時間の開発期間と6000万時間のテスト作業」を通して、大規模企業の基幹システムを支えるいくつかの機能改善を施した。ポイントは以下のとおり。
2012年には、メモリ拡張、仮想化の機能強化を図るOracle Solaris 11 アップデート版のリリースを計画している。2013〜2014年にかけては、システム管理、I/O拡張性の改良、さらに、2015年にはコア拡張性の改善計画がある。
Oracle Solaris 11の発表と同時に同社は、統合型のストレージ・システム「Sun ZFS Storage Appliance」製品群のリリースと、16コアのサーバプロセッサ「SPARC T3 プロセッサ」、および「SPARC T3 システム」の国内提供も発表した。
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