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地震:テレビ局は、バラエティ・お笑い・スポーツも流したほうがいい

昨日(3月12日・土曜)のことを話します。

夕食時に子供たちが「TVで録画した番組を見たい」と言い出しました。福島原発がどうなっているか分からない時だったので、「まったくこんなときに」という気もしましたが、まー結局録画した「探偵ナイトスクープ」を(2/3だけ)見ました。

浪人生と中学生が相撲する話と、小学生の子供達が穴掘って秘密基地を作る話。どうでもいい話題ですが、僕自身もこれを見てものすごくホッとしました。このホッとした、あるいは救われた感じを少し説明します。

僕は被災者ではありませんが、それでも緊迫した映像だけを見続け、東京でも何が起こるかわからない不安もあるし、おそらくはある種の「疲れ」があったのでしょう。しかし、その種の疲れは自覚しにくものです。僕が「実は疲れていたのか」と意識したのは、たわいもない番組で笑ったときに、なにか“ほぐれていく”感じがしたからです。

テレビ局が早いタイミングで「バラエティ・お笑い・スポーツ」などを流すと、「それどころじゃない、不謹慎だ、くだらんことに電波を無駄に使うな」と非難されるでしょう。事実の報道は大事なのは当然です。必要な情報提供を圧迫するのはマズイですが、ある時期からは「笑い」や「高揚感」を提供することも、テレビ番組がやるべきことに含まれるのではないでしょうか。