株式会社三橋貴明事務所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッター はこちら
人気ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキングへ
--------------
三橋貴明の新刊、続々登場!
【三橋貴明講演「情報の歪みを正せ! 日本を蘇らせるために」】
日時:2月3日(金)
開演:15:00~
会場:福島グリーンパレス
住所:福島市太田町13-53
アクセス:JRご利用の場合 福島駅西口より徒歩2分程
費用負担:500円(講演会負担金として)
申込方法:FAXにて、社名又は個人名(領収書作成の為)及び希望人員をご記入上 024-536-6712番へ送信下さい。また、先着20名様限定ですので、ご留意ください。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【三橋貴明の経済動向塾(日本経営合理化協会主催)】
現時点で決定しているゲストの皆様は、以下の通りです。
第1回・3月14日(水)中野剛志先生
第2回・5月16日(水)麻生太郎先生
第3回・7月11日(水)田母神俊雄先生
第4回・9月5日(水)石平先生
第5回・11月7日(水)藤井聡先生
第6回・平成25年1月16日(水)西田昌司先生
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
チャンネルAJER更新しました。
『2極化する世界(後編)③』三橋貴明 AJER2012.1.24(1)
『2極化する世界(後編)④』三橋貴明
AJER2012.1.24(2)
前回に引き続き、2極化する世界について語っています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
李白社から新刊「大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)」早くも増刷が決まりました!
※amazon在庫戻りました
本日から、夕刊フジで「三橋貴明の『増税のウソ』」短期集中連載が始まります。
また、今夜21時からのテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演しております。(TPPの時とは違い、あまり目立てませんでしたが・・・orz)
先日、津川雅彦氏にお会いした際に、またもや扶桑社の「国民の教養
」を褒めて頂きましたので、
「先生、是非、推薦文を書いてください」
などと、今思い起こすと、穴があったら入りたくなるほど超不躾なお願いをしたところ、お忙しい時間を割いて本当に書いて頂きました。
著書のみならず、わたくしまで褒めて頂いており、ものすごく気恥ずかしいのですが、こちらで勝手に修正するわけにも参りませんので、そのまま掲載させて頂きます。
『三橋氏は稀にみる頭の良い方だと思う。
専門ではないのに、どの経済学者よりも経済を熟知している。
信頼できるデータに基づく正確な論理を素人にも解り易く展開する。
考え方も柔らかく本物のインテリジェンスの持ち主だ。
著書「国民の教養
」は一気に読めた。
おかげで難しいと思われた経済のいろはを、あっという間に身につけることが出来た。
デフレの際には「国債の発行」「金融緩和」「大きな政府」が必要!!
市場にお金を回さなければならないからだ!!
インフレ時にこそ「緊縮財政」や「増税」そして、「小さな政府」が必要だとの基本も理解できた。
経済は専門家だけのものでなく、一般人の教養として会得しておくべきものだとも納得した。
デフレ時に増税するのは拒食症に下剤を飲ませるようなものと…。
マスコミ!!財務省!!民主党野田総理と云う巨大な権力の「非と愚」を真向から指摘し、「覚悟」「信念」「勇気」を持って幾多の迫害にも、めげず恐れず、勇ましい発言をする。
信頼出来る人格の持主だ。
マスコミと官僚が愚かに仕立て上げられた民衆を支配するこの醜悪な世の中を、この方に、少しでもまともな方向に向けてもらいたいと期待している。
勿論この本を読んだ国民の皆さんにこそ、主役として世を動かす責任を自覚して欲しい。
がんばれ、がんばれ、三橋貴明。
がんばれ、がんばれ、日本。
津川雅彦 』
津川雅彦さま、お忙しい中、本当にありがとうございました。
さて、本日のタイトルは「今、日本国民は何を考えるべきなのか?」ですが、「東北復興」「耐震化」「デフレ脱却」の三つが優先順位のトップスリーでしょう。しかも、この三つは同時に達成できます。
最近、地方に講演に伺うと、東京(と言うか首都圏)の地震について心配されている方が増えています。無論、理由はこれです。
『【 2012年1月24日 M7首都直下地震4年以内の発生確率70% 】
http://scienceportal.jp/news/daily/1201/1201241.html
昨年3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響で、首都圏の地震活動が活発化している。これに伴い、マグニチュード(M)7クラスの首都直下地震の発生確率を東京大学地震研究所の研究チームが試算したところ、「4年以内に起きる可能性は70%」と、切迫性がかなり高まっていることが分かった。
首都圏でのM3-6クラスの地震は、東日本大震災前に比べて約5倍(1日当たり1.48回)に増えている。地震の規模(マグニチュード)の小さい地震が増えると、より大きい地震の発生確率も高まること(注)から、研究チームがM6.7-7.2の地震の発生確率を計算したところ、今後30年間に98%、4年後には70%になったという。
政府の地震調査研究推進本部は2004年に、南関東でのM7クラスの地震の発生確率は「今後30年間で70%程度」と評価しているが、これは過去150年間に起きたM6.7-7.2の地震を数えて、その頻度から発生確率を出した。東北地方太平洋沖地震の以降は同クラスの地震が起きていないので、発生確率は変わっていない。
同研究所は「首都直下地震では、家屋の耐震補強や家具止めで8割の被害軽減ができる。今から対策を」と呼びかけている。
(注)地震学での経験則(グーテンベルク・リヒター則)によると、M値が1大きくなると、地震の発生頻度は10分の1になる。例えば、M5クラスの地震が10回起きると、M6クラスが1回起きる計算。 』
首都圏でM7クラスの直下型地震が四年以内に起きる確率は、70%。
これは、決して危機を誇張したものではなく、リアルな数字だと思います。何しろ、過去において東日本の大地震と、首都圏の大地震の十年以内の連動率は100%です。(詳細は藤井聡先生の「列島強靭化論」をお読みください)。
過去の東日本の大震災が、四回が四回とも十年以内に首都圏の地震と連動している以上、「今回は発生しないよ」などと高をくくる方がどうかしています。(先に首都圏、後に東日本という連動もあります)
極めて問題だなあと思うのは、上記の状況にも関わらず、何ら対策を打とうとしない政府に加え、大手新聞は碌に報じようとせず(産経は報じていますが)、逆に夕刊紙などは「もう逃げられない」などと煽りまくっていることです(東京での話です)。要するに、夕刊紙に「もう逃げられない」といった見出しを掲げると、売れるという話なのでしょうが、首都直下型地震の危機が近づいているのを問題視するなら、対策についてもきちんと書いてほしいです。
とにかく、首都圏で学校、病院などの公共施設、首都高といったインフラストラクチャーの耐震化を大々的に実施するべきです。むろん、電柱地中化もできるだけした方がいいです。電柱が倒れて道路をふさぐと、救援が遅れて「人が死ぬ」ことになります。
また、家計には耐震化の所得移転を大々的に行うべきでしょう。耐震化工事をしたら、満額を税額控除するくらいの勢いがあっていいと思います。
さらに、耐震化をテーマに地域のコミュニティを再築する必要があります。実際に首都直下型地震が発生した場合、頼りになるのは「隣人」なのです。
先日28日は富士山の麓で地震がありました。さらに、本日も富士五湖を震源とする地震があり、富士河口湖町と忍野村で震度5弱を観測しました。
気象庁は富士山噴火とは関連がないとしていますが、東日本大震災の後だけでに、少し怖いです。
ご存じの通り、わたくしは無用な煽りをするのが嫌いです。評論家が無意味に財政破綻やら年金危機やらを煽った結果、現在の日本はデフレの網に捉われ、にっちもさっちもいかなくなっています。
とはいえ、上記の「地震」は本当に目の前にある危機なのだと思います。本来であれば、巨大なデフレギャップがあるわけですから、政府が大々的に耐震化の公共事業や所得移転(上記の方式なら、必ず消費が増えるのでOKです)をやるべきなのですが、政府首脳部が理解しているとは思えません。
首都直下型地震が発生し、政府の対応が遅れれば、財務省関係者本人はもちろん、家族の方々も危険にさらされることになるわけですが、それでも消費税増税、公共事業削減というデフレ促進路線を止めようとはしません。(公共事業の方は少しは戻りそうですが)
幸い、政治家の中に上記の問題を認識されている方々が増えてきました。早急に政権を変えなければ、今回ばかりは取り返しがつかないことになる可能性があります。
早期の総選挙を、心底から求めます。
最後の一行にご同意頂ける方は、
◆本ブログへのリンクは↓以下のバナーをご利用ください。
◇ポルパパのブログ
投資と車と日々の起業家日記
管理人:ポルパパさん
◇おじさんの談話室
経済通のおじさんと、女子高生真理ちゃんが織り成す、経済を解りやすく掘り下げた基礎講座!
積極財政による日本経済復活を目指して活動をしているボランティアグループです。
Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
連載中
「三橋貴明の<ウラ読み>経済レポート」
本メルマガではセミナー、勉強会のご案内など、メルマガならではの情報発信をしていきます!
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
新世紀のビッグブラザーへblog一覧はこちらです。