コーヒー党、涙目。2050年までに生産地が半減し、野生のコーヒーの木は2080年に絶滅か

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コーヒー党、涙目。2050年までに生産地が半減し、野生のコーヒーの木は2080年に絶滅か

今のうちに飲んでおかなくっちゃ…。

ペーパードリップ、ネルドリップ、サイフォン、フレンチプレス…といえばコーヒー。日本だけじゃなく世界中でコーヒー人気が高まってますよね。2020年までにはコーヒー消費が25%も増えると予測されるほど。ところが人気にもかかわらず、先日お伝えしたようにブラジルが深刻な干ばつに襲われたために2016年は初のコーヒー不足の危機が訪れる可能性が。コーヒー派にとっては辛すぎる未来予想図…。

そんな状況に、「泣きっ面に蜂」のようなお知らせがまた一つ。オーストラリアの気象学会の最新のレポートで、2050年までに地球温暖化の影響から現在のコーヒー生産地のうち少なくとも半分の地域では、今のような上質なコーヒー豆を育てられなくなると予想されています。また、気温が高くなりすぎ、2080年までに野生のコーヒーの木は完全に絶滅してしまうとも。

予測は相当先の事だし、一方でホンジュラスなどコーヒーの生産に適した気象条件がそろってきた場所もあるとのことで、コーヒーが全く飲めなくなるということは無さそう。

ただ、生産量で世界第三位のブラジルが干ばつの影響を受けはじめていることを考えると値段が上がってしまう可能性も…。ロブスタ種などブラジル産のコーヒーが好きな人は、いまのうちにお気に入りのコーヒー豆をアルミバッグに入れて冷凍保存しとくといいかも!?

source: The Climate Institute

Ria Misra - Gizmodo US[原文

(junjun)