倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

はじめての幻獣 Griffon 研 (33) : Griffon アプリケーションをパッケージング (1) : パッケージングの実行 package

今回から何回かにわたって、Griffon アプリケーションをパッケージングする方法を見ていきます(一覧)。

参考 URL

package コマンド


Griffon アプリケーションをパッケージングするためには package コマンドを使用します。 package コマンドの実行の際には「環境」と「モード」を指定することができます:

griffon [環境] package [モード]

それぞれの意味と省略したときの値は以下参照。

環境


「環境 (environment)」とは、ビルドの設定一式ってところでしょうか*1。 Griffon では、主に Jar ファイルの署名に関する設定の使い分けに用いられてるようです。 詳細は後日に。

デフォルトでは、以下の3つの環境

  • development (dev) : 開発
  • test (test) : テスト
  • production (prod) : 製品

が定義されており、それぞれ

griffon dev package
griffon test package
griffon prod package

のように実行します。 環境を省略した場合は production を指定したものと見なされます。

モード


「モード」とは、作成するアーカイブ等のタイプです。 モードには以下の4つがあります:

たとえば zip と jar を作成したい場合は

griffon package zip jar

のようにします。 モードを省略した場合は、4つのモード全てが指定されたものと見なされます。 こちらも詳細は後日に。

パラメータを省略した場合


環境とモードを省略した場合、つまり

griffon package

を実行した場合は

griffon prod package zip jar webstart applet

と同じと見なされます。

Griffon in Action

Griffon in Action

*1:Maven2 の profile ってこれと同じようなものだよね・・・たしか。 「Introduction to Build Profiles」参照。