糸山英太郎“16歳少女淫行”の全貌

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糸山英太郎“16歳少女淫行”の全貌 [まえがき]

16歳の少女と淫行に及んだ糸山英太郎は「16歳とは知らなかった」という理由で検察も立件を見送り、久松署に設置した50人体制の捜査本部も解散した。もしこの言い分を認めるなら“児童買春”は1件として摘発できないことになる。
“15万円”の金銭授受は糸山自身も、あっせんした者も認めているのだからこれだけで“売春”にあたるのではないだろうか。

このスクープ―糸山英太郎“16歳少女淫行”の全貌―に掲載した糸山の住居内部や、関係者の「供述調書」によって、糸山がいかに“変態色情狂”だったかを知ることができよう。
こんな糸山が、自らを“教育者”と称して「湘南工科大学」に君臨していることは学生にとっても、助成金を出している国民にとっても理不尽であり、黙視するわけにはいかない。

[糸山英太郎プロフィール] ―希代の悪党! 糸山英太郎<4>へ

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糸山英太郎“16歳少女淫行”の全貌 -リード記事

1.“事実無根”と開き直った厚顔無恥
少女をあっせんした人物が捕まって、淫行に及んだ糸山英太郎が、なぜ逮捕されないのか―。

 2.糸山“16歳少女淫行事件”のあらまし
平成15年7月12日から13日にかけて、ゴルフ場などを経営する「新日本観光」の所在地である“ザ・イトヤマタワー”の裏にあるテニスコートでテニスをしたあと、糸山は16歳の少女とセックスをした。
「午後10時ごろ食事を終えて他の人は帰りましたが、A子さんと私は18階に上がりました。テニスウェアを借りていたからです。だから着替えとシャワーを 浴びるために18階に上がったんです。ところがシャワーを浴び、服を着替えて出てくると、20畳ぐらいあるリビングにA子さんはもういませんでし た。・・・

 3.捜査本部を設置しながら解散した警察
久松署の担当警部補が、久松署署長に宛てた「捜査報告書」の末尾には次のようなくだりが記されている。・・・

 4.“16歳少女”を糸山に斡旋した“女”の「供述調書」
銀座ホステスだった仁美は当時24 歳。平成13年3月23日に糸山との合コンに誘われた、という。そこで合流したのは<AV女優(30歳くらい)とストリッパーの女性(25歳)でし た。(中略)確かビルの一階だったと思います。店内に入るとタレントの羽賀研二がテーブルを前にして、ソファーに座っていたのです。(中略)羽賀さんは私 達に「羽賀です。よろしく。今日はJALのオーナーの接待みたいになるけど・・・>(『供述調書』より)・・・ どうも女の調達はタレントの羽賀研二とも う一人の社長が行なっているようで、糸山に若いタレントやファッションモデル、また14歳や15歳の“少女”とのセックスを手引きし、糸山は自慢げに話し ていたという。・・・

 5.糸山が石原都知事に“献金”した3,000万円の不可解
“16歳少女淫行事件”が起きたのは平成15年7月12~13日にかけてだった。
過去10年の“収支報告書”を見ても、糸山が石原に献金した事実は無い。
3,000万円石原知事へ寄付した理由と犯したミスとは・・・
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糸山英太郎“16歳少女淫行”の全貌<1>

“事実無根”と開き直った厚顔無恥

少女をあっせんした人物が捕まって、淫行に及んだ糸山英太郎が、なぜ逮捕されないのか―。
平成15年の秋に<『16歳少女との美人局淫行』で脅された糸山英太郎センセイ>のタイトルで『週刊新潮』が書いた。

この記事に関して糸山は、早速11月12日からホームページで反論した。そのホームページの内容は<はっきり言っておくが、事実無根だ。もし、このよう な事実が存在するならば私は既に何らかの処罰を受けていなければならない(中略)売れれば何を書いても良いという新潮社を許さない。事実と異なる報道で被 害を受けたのは初めてではないが、現在の私は私人なのだ。今回は黙って見過ごすわけにはいかない。>というもの。

糸山のことだから、事実であっても“事実無根だ”と開き直ることぐらい朝飯前だが、学校経営者でありながら“私人”だというのだからボケが始まってい る。新潮社に対して「訴訟」を起こしたという事実もないし、その後糸山はこのページを消去してしまっている。

“仕置人”は―希代の悪党・糸山英太郎―ですでにこの問題に触れているが『週刊朝日』(07・3・2)に掲載された<元政治家の「少女」売春事件で警察の“迷走”捜査発覚>なる記事を見て糸山も糸山なら、警察も警察だという思いを新たにした。

『週刊朝日』は、主に糸山に少女をあっせんした一人と言われる多田駿のコメントで構成され、逮捕された多田が「糸山はどうなるのか」と警察に確認すると 「もちろん逮捕する。共犯じゃないか」と言ってから1週間もすると「糸山が逮捕できずに、無念だ。宮仕えのつらいところだ」と言い、東京地検関係者は「上 からの指示だから仕方がない。でも糸山は社会的には制裁を受けたんだから我慢しろ」と漏らしていたという。
これでは検察と警察は自らの誇りを投げうって、その威信は地に落ちたも同然。しかも「逮捕状が出てしまった。申し訳ない」と、告発していた多田に謝り、ほかの供述内容を事細かに説明しながら酒食をともにしたのだという。

捜査当局のこんなていたらくによって、16歳少女との淫行に及んだ糸山を“野放し”に、斡旋した者3人だけが逮捕され、多田は2年4ヶ月の刑務所暮らしを終え、昨年8月に出所している。
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糸山英太郎“16歳少女淫行”の全貌<2>

糸山“16歳少女淫行事件”のあらまし

糸山英太郎の“16歳少女淫行事件”は、平成15年11月に発売された『週刊新潮』が4ページの特集を組んで報じたものだが、同紙を読んでいない会員のために、この事件の“あらまし”を述べてみる。

平成15年7月12日から13日にかけて、ゴルフ場などを経営する「新日本観光」の所在地である“ザ・イトヤマタワー”の裏にあるテニスコートでテニスをしたあと、糸山は16歳少女とセックスをした。

「午後10時ごろ食事を終えて他の人は帰りましたが、A子さんと私は18階に上がりました。テニスウェアを借りていたからです。だから着替えとシャワーを 浴びるために18階に上がったんです。ところがシャワーを浴び、服を着替えて出てくると、20畳ぐらいあるリビングにA子さんはもういませんでした。先生 に聞いたら“帰った”というので“私も帰ります”と言ったのですが、先生から“ちょっと話でもしよう”と言われました。それでも“帰ります”と言うと、先 生はリビングの階の部屋から“ちょっと待て”と私を呼ぶんです。初めていった部屋なので、そこがどういう部屋かわからず呼ばれるままに行った部屋にベッド があり、立ったまま抱きついてきたんです」(『週刊新潮』より)

「・・・・・・暴力とかはなかったんですが“いいだろう”“やらせろ”と言ってきて怖くて涙が止まらなくなってしまいました。(中略)・・・・結局、先 生は勃たなくてうまくいかなかった。それで口でいろいろやらされた。口では言えないような変態的な行為もさせられました。私は怖くて眠れませんでした。彼 氏のことが頭に浮かんでずっと泣いていたんですが、私は先生の隣にいるのがイヤで、リビングのほうに行ってたんです。でも朝方になって先生は私が隣にいな いことに気づいて私を再び呼びました。私はイヤだったので聞こえないふりをしていたんですが“おいちょっとこっちへ来い”と少し強い口調で言われて、それ で仕方なくベッドに戻ると、また口でやらされることになってしまったんです」(同誌)

嫌がる16歳の少女を無理やり抱き、勃起もせず口淫させて時間と体力を費やし、変態と言われ、15万円を渡す、と言う糸山老人のセックスはあまりにも侘しいではないか。



“16歳少女”と淫行に及んだダブルベッド


ザ・イトヤマタワー18階の糸山住居部分の
「見取り図」(クリックで拡大)

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捜査本部を設置しながら解散した警察

警視庁久松警察署が捜査本部を設置したのは平成15年12月。その発端となったのは、糸山に“16歳少女淫行”をあっせんしたうちの1人である多田駿 が、警視庁久松署に「糸山英太郎が16歳の女子高生に15万円払って淫行をしたので、児童買春で捜査してほしい」との申し立てをしたことだった。

久松署の担当警部補が、久松署署長に宛てた「捜査報告書」の末尾には次のようなくだりが記されている。

この調書の文面からも淫行の事実が読み取れる

<本件相談人からの情報に基づき被害児童について携帯電話番号の契約者照会を実施すると共に、身上照会の結果被害児童が判明したので同人を当署に招致し 事情聴取した結果、相談人の申し立てのとおり糸山英太郎と淫行した事実が判明したことから、当庁生活安全部少年育成課と当署による共同捜査本部を設置し捜 査を開始した。>
こうして久松署は平成15年12月24日に“ザ・イトヤマタワー”の家宅捜索に入っている。
久松署の捜査官たちは「久しぶりの大物をやれる。これは警視総監賞ものだ」と張りきっていたと言うが、多田らが逮捕されるや、その後の1週間ほどで50人体制の捜査本部を解散してしまった。

捜査本部が解散する前、“16歳少女”から警察は5回にわたって事情聴取をしている。そして糸山も2回“ザ・イトヤマタワー”に出向いて事情を訊いてい る。呼び出しを受けた糸山は弁護士を使って出頭せず、弁護士を同席させた上で事情聴取を受け、「16歳とは知らなかった」と主張。この主張によって立件で きなかったという。

冗談じゃない。“少女売春”が「知らなかった」という供述によって何のお咎めもないなら警察なんてチョロいもの。“少女売春”で逮捕される奴など皆無な筈だが、現実に“少女売春”で捕まっている者は多数実在する。

「16歳とは知らなかった」との供述に対しどこまで糸山が認識していたかをゲロさせるのが警察の仕事であり、当該事件の他にも糸山が20万円を渡して女と セックスしている事実は、坂本仁美という元銀座ホステスの「供述調書」でも明らかなのだが、これは“売春防止法”に抵触しているのだから、警察の威信をか けて、もう一度糸山のための捜査本部を立ち上げるべきであろう。

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糸山英太郎“16歳少女淫行”の全貌<4>

“16歳少女”を糸山に斡旋した“女”の「供述調書」

銀座ホステスだった坂本仁美は当時24歳。平成13年3月23日に糸山との合コンに誘われた、という。

そこで合流したのは<AV女優(30歳くらい)とストリッパーの女性(25歳)でした。(中略)確かビルの一階だったと思います。店内に入るとタレント の羽賀研二がテーブルを前にして、ソファーに座っていたのです。(中略)羽賀さんは私達に「羽賀です。よろしく。今日はJALのオーナーの接待みたいにな るけど、次回に呼ぶ時は、もっと若くてお金持ちの人紹介するからね。だから今日は付き合って」と糸山先生と会うように、私達に事情説明をしたのです。(中 略)糸山先生に呼ばれて行ったのは4月5日(土曜日)と言うことになります。糸山先生と肉体関係を持ったのは、初めて行った日の4月5日とスケジュール帳 の4月16日(水曜日)です。

4月5日は1泊し、16日は泊まらず、午後11時ごろ帰ったのです。糸山先生からは4月5日に20万円、4月16日に20万円の計40万円を貰っていま す。これはセックスしたお礼のお金です。(中略)糸山先生は若い女性がかなりおり、夜の生活は変態とも取れる行動をする人です。女性には異常に興味を示し ます。たとえばセックスのほかにおしっこを飲まされたり、肛門の中に手を入れろ、肛門を舐めろ、舌を肛門に入れろと言う、スカトロ的な変態趣味を持ってい ます。私も実際にやらされたことがあります。今思うと表と裏の顔の二面性を持っている人です。>(『供述調書』より)

どうも女の調達はタレントの羽賀研二が行なっているようで、その関係で“糸山塾”の1期生から資金を出してもらい、宝石の売買で儲けて借金を返したといわれている。

以前“女性週刊誌”に<羽賀研二、児童買春疑惑で警視庁に事情聴取>との見出で大きく扱われていたが、関係者によると、この羽賀研二と、もう一人のプロ ダクションの社長が、糸山に若いタレントやファッションモデル、また14歳や15歳の“少女”とのセックスを手引きし、糸山は自慢げに話していたという。

前記した坂本仁美は「私の他7名の女性たちがハワイやラスベガスに行ったこともありました」と話している。

この坂本仁美(24)は、山口組系組員の細川静実(62)と元松葉会系組長の多田駿らとともに平成15年末から16年1月にかけて逮捕されている。

糸山と付き合った銀座クラブのホステスの「供述調書」
(クリックで拡大)

糸山の部屋の一部

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糸山が石原都知事に“献金”した3,000万円の不可解

“16歳少女淫行事件”が起きたのは平成15年7月12~13日にかけてだった。

この年の4月13日が東京都知事選で、樋口恵子に大差で勝利していた。そしてこの前後の3月22日2,000万円と5月27日に1,000万円と計3,000万円が「石原慎太郎の会」に糸山の「新日政経育成会」から寄付されている。

ところが寄付をした「新日政経育成会」の“収支報告書”を見ると2,000万円が3月22日で「石原慎太郎の会」と同日になっているが、1,000万円 については3月27日と5月27日という別々の日付けになっている。これが単なる記載の時点での間違いだというなら、実際に金を出した年月日は“少女淫 行”の捜査モミ消しに使われた可能性を指摘する声は多い。

過去10年の“収支報告書”を見ても、糸山が石原に献金した事実は無い。

東京都知事が警視庁の予算に大きな影響力を持っていることは周知のことだが、その首長である石原知事に糸山が、自分の不祥事の“モミ消し料”を支払った 性格が濃いと思われても、それは“近からずと言えども遠からず”で、寄付した時期を知事選直前に繰り上げることによって怪しまれない、という智恵が双方に 働いたのかもしれない。

“変態色情狂”の“ケチ”で通っている糸山が、セックス料の20万円だって大盤振舞いだろうから、3,000万円の石原知事への寄付は断腸の思いだった に違いない。それほど糸山は切羽詰った“陳情”があった訳で、それが検察をして警視庁の捜査本部解散に力を発揮したとしたら、糸山は捜査当局の方針をねじ 曲げたことになる。

“仕置人”が昭和62年に『フォーカス』で<ゴルフ場VIPルーム女社長襲撃事件―糸山英太郎代議士を名指す醜聞写真>で、その写真を新潮社に提供し、 取材している最中にもヤクザ、総会屋、東日本学園理事、そして京都の茶道の師匠の色仕掛けの他に、警視庁捜査四課の刑事が“圧力”をかけてきた。

それ以上に新潮社に対して、元警察庁長官で大物代議士の後藤田正晴や、建設大臣の水野清まで“圧力”をかけてきた。糸山は何かとお騒がせな人物で、臆病 者だから、立会人に現職刑事を呼ぶ。のこのこでてくる刑事も刑事だが、糸山にガードマン代わりに使われて警察としての誇りと威信などどこかに置き忘れてし まっている。

このように糸山に飼い慣らされている警察は一部にすぎないが、警察本来の使命を思い起こしてもらいたい。


石原知事の「石原慎太郎の会」の“収支報告書”



糸山の「新日本政経育成会」の“収支報告書”

“恐喝”で逮捕された羽賀研二と糸山英太郎の関係

糸山の「16歳少女淫行事件」は、警視庁久松署に捜査本部を設置し、糸山が居住する“糸山タワー”まで家宅捜索をしながら、なぜか糸山自身はお咎めなしに終わった。

当時『週刊新潮』(03・11・6)は16歳少女からも直接コメントをとり掲載していたが、この16歳の少女を糸山に紹介した銀座クラブホステスがい た。このホステスのH子(当時24歳)が、当該事件で取り調べを受けた“供述調書”に次のように記されている。

<カフェバーの名前は忘れましたが、確かビルの一階だったと思います。店に入ると、タレントの羽賀研二が男性とテーブルを前にして、ソファーに座っていた のです。><羽賀さんと一緒にいた男性はすぐに店を出て羽賀さんは私たちに「羽賀です。よろしく。今日はJALオーナーの接待みたいになるけど、次呼ぶ時 は、もっと若くてお金持ちの人紹介するね。だから今日は付き合って。」と糸山先生と会うように、私達に説明をしたのです。>

こんな自堕落な糸山らとの親交の中で、羽賀は株の知識を得て未公開株を債権者の男性に買わせて恐喝で逮捕されてしまった。


羽賀研二が「美人局(つつもたせ)」で糸山に女性を紹介したことを示す「供述調書」