72の法則」をご存知でしょうか? これは、元本を2倍にするときの年数と金利がカンタンに求められる、シンプルな法則です。

 ハウツー系メディア「wikiHow」では、数式や事例を用いて、「72の法則」について説明しています。この法則を使った具体的な計算方法や、法則の信頼性については、冒頭動画で説明されていますが、ポイントは次のとおりです。

R = 成長率(利率など)

T = 元本が2倍になるまでの時間 

の場合、

R × T = 72

であるとするのが、「72の法則」です。


たとえば、利率5%において元本100ドルが200ドルになるまでの時間は、Rに5を代入して計算すると、T = 14.4。つまり、100ドルを倍にするためには、14.4年かかることになります。

「72の法則」は、投資だけでなく債務にも応用できます。たとえば平均利息18%の場合、「72の法則」によれば、4年間で倍になり、8年で4倍に膨れ上がります。

計算方法は非常にシンプルなので、資産運用やマネープランを検討されているときは、ご活用くださいね。

How to Use the Rule of 72 [wikiHow]

Melanie Pinola(原文/訳:松岡由希子)