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震災の影響でサケなどの魚介類が値上がり

2011年6月8日 20:51
震災の影響でサケなどの魚介類が値上がり

 東日本大震災の影響で、サケやホタテなど魚介類が値上がりしている。

 東京・練馬区のスーパー「アキダイ」では、三陸産のサケを仕入れていたが、震災の影響で水揚げが減り、ギンザケの仕入れ値が上がっていた。アキダイ鮮魚部の北川節さんは「(仕入れ値は)一キロ800~900円くらいのものが(震災後は)1000円ちょっと。当店は(輸入物の)サーモンなどで代用して値段を変えないよう努力している」と話す。

 東京・築地のすし店「築地すし鮮」6丁目場外市場店では、人気の高いサーモンが影響を受けていた。店長の日沖裕晶さんは「ノルウェーとかからもサーモンを輸入しているので、その辺は少しずつ値が上がってきている」と話す。

 魚介類の品薄と値上げはまだ続く見込み。