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ステーキ店の産地偽装、北海道が調査始める

2011年11月26日 18:04
ステーキ店の産地偽装、北海道が調査始める

 北海道・石狩市のステーキ店が、産地の違う国産牛肉を「松阪牛」の肉として中国人の団体客に販売していたことがわかった。北海道庁は、景品表示法違反の疑いがあるとして、担当者が26日、店を訪れ、事情を聴くなどの調査を始めた。

 この店は石狩市生振にある「茨戸ガーデン・ノースヒル」で、産地偽装販売は4~5年前から行われ、一枚あたり約180グラムの肉を約3700円で提供していたという。

 NNNの取材に対し、店の社長は「松阪牛の証明書は中国人添乗員から譲り受け、コピーして使っていた。牛肉は本州産の良いものを使っていた」と話している。