Windowsのみ:スキャナーで文書を読み込み、データをオンラインストレージ上に保存するのが、ペーパーレスとクラウド化が進む、イマ風の文書保存。これをカンタンにやってくれる、Windows用アプリをご紹介しましょう。

『ScanDrop』は、スキャナーで読み込んだファイルを、直接、Google DocsやEvernoteにアップロードできるアプリケーションTWAIN対応のスキャナーや、ScanSnapスキャナーなら使えます。

詳しくは冒頭動画もご参照いただくとして、使い方は以下の3ステップです。

0: ログインする

3ステップの前に、まずはアプリを立ち上げ、スキャンしたドキュメントの保存先を、Google Docs/Evernote/OfficeDropのいずれかから選び、選択したサービスのアカウント名とパスワードでログインする。

 

1: 書類をスキャンする

スキャナー・複合プリンターとPCが接続していることを確認したら、「Scan」ボタンをクリック。書類のスキャンが始まり、PDFに変換される。

2: ドキュメントを編集する

スキャンしたドキュメントはプレビューされる。必要に応じて、ページの編集・回転・削除・並べ替えなどを行おう。

3: ドキュメントをアップロードする

「Upload」ボタンをクリックすれば、ドキュメントのアップロードが完了。PDF形式で保存される。

この『ScanDrop』は、無料のアプリケーションで、Windows 7/XP/Vistaに対応しています。ダウンロードは、こちらのページからどうぞ。

ちなみに現時点では、『ScanDrop』は無償版のみのリリースで、スキャンしたファイルは、すべてPDF形式で保存されることになっていますが、近々、Google Docsでテキスト検索できる機能などを付加した、有償版を発売する予定だとか。もちろん、Evernote(有償版)を使えば、『ScanDrop』の有償版を待つまでもなく、PDFファイルからのテキスト検索は可能です。テキスト検索機能が必要な方は、いずれの方法でも、お好みで選んでくださいね。

ScanDrop [via Digital Inspiration]

Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)