Groovy 1.8.1アップデートとGroovy 1.9の最初のベータ(翻訳)

原文: http://docs.codehaus.org/display/GROOVY/2011/07/21/Groovy+1.8.1+update+and+first+beta+for+Groovy+1.9

みなさんこんにちは、

Groovy開発チームから、Groovy 1.8.1および1.9-beta-1のジョイントリリースをお知らせします。

両リリースとも以下の改良と新機能を含んでいます:

  • プリミティブ型演算のパフォーマンス最適化がすべてのプリミティブ型に対応
  • JSONサポートの強化:
    • JSONペイロードを直接writerに書き出したいとき(そして出力前にデータ構造を修正する必要がないとき)に使える、ストリーミングビルダー(StreamingJsonBuilder)
    • 2つのビルダーにPOGO/POJO(単にオブジェクトを値として渡す)用のシンプルなシリアライゼーションを追加
  • groovyshが変数名やメソッド名のタブ補完をサポート
  • いつものGDK改良(詳しくは下記リリースノート参照)

さらに、来たる1.9系最初のベータでは、上記に加えて次の追加もされています:

  • Java 7のProject Coinの拡張の多くに対応
    • 数値リテラルでのアンダースコアの使用: 1_000_000_000
    • バイナリリテラル: 0b01010101
    • 複数の例外をまとめてキャッチするマルチキャッチ: catch (IOException | NullPointerException e)

これらのリリースでクローズされたチケットの詳細はこちらで参照できます:

そしてもちろん、Groovy 1.8.1とGroovy 1.9-beta-1は、いつものダウンロードエリアからダウンロード可能です。

Keep on groovying!