まず「人工シナプス」という単語にもえました。
物質・材料研究機構などの研究チームが新型の「人工シナプス」開発に世界で初めて成功しました。人間の脳のように直感的な判断ができる脳型コンピューターづくりに役立つそうです。人の脳は物凄い数の神経細胞によって構成されているわけですが、この神経細胞同士を繋げているのがシナプス。人間の脳は、入力頻度が多い必要な情報ほどシナプスの結合が強くなり記憶が強く定着します。逆に入力頻度が少ない不要な情報ほど記憶があいまいになります。人工シナプスは、必要な情報は記憶し不要な情報は忘却するという、こういった脳の神経活動を再現できるそうです。
従来の人工シナプスでは複雑な回路などで設計した通りの動作しかできなかったが、新型は動作設計なしに活動することができる。
とのこと。
「直感」は問題に対して全ての可能性を検討せずとも過去の経験から効率的に答えを導き出せる仕組み。直感のあるコンピュータができたら、今までコンピュータが苦手としてきた問題にも効率よく答えを導き出せるようになるかもしれませんね。
コンピュータはどこまで進化するのでしょう...。
人工シナプス:直感再現...「脳型コンピューター」へ一歩 [ 毎日jp]
(鉄太郎)